シンシアリー『日本人を日本人たらしめているものは何か』 評論

シンシアリー『日本人を日本人たらしめているものは何か』

シンシアリー『日本人を日本人たらしめているものは何か』読了。 日本への帰化申請を終え、許可が出るまでの今だからこそ書ける内容ということでしょう。いつもの日韓比較に加え、率直な心情の吐露もあります。 日本国籍を取れたとしても、「...
桐野夏生『ハピネス』 評論

桐野夏生『ハピネス』

桐野夏生『ハピネス』読了。 単行本としては2013年の作品ですが、「VERY」に2010年から2012年まで連載されていたとのこと。もう10年以上も前なのですね。作品の中ではコロナどころか東日本大震災も登場しません。それにしても「V...
藤沢数希『コスパで考える学歴攻略法』 評論

藤沢数希『コスパで考える学歴攻略法』

藤沢数希『コスパで考える学歴攻略法』読了。 ちょいちょい上から目線の文章は散見されますが、それも含めて著者の文体だと理解すれば良いです。著者のプロフィールには「外資系投資銀行でクオンツ、トレーダーを経て、現在は香港にて資産運用業を営...
鈴木涼美『8cmヒールのニュースショー』 評論

鈴木涼美『8cmヒールのニュースショー』

鈴木涼美『8cmヒールのニュースショー』読了。 「週刊SPA!」の連載を単行本にしたものとのことで、時事ネタを鈴木節で気ままに書いていているのが心地よいです。オトコにフライパンで頭を殴られたとか、相変わらず私生活は狂ってそうですが、...
佐川恭一『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』 評論

佐川恭一『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』

佐川恭一『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』読了。 表題作含め9本の短編集です。例外はありますが、だいたい中学生から社会人一年生までの非モテ男子が主人公。 どいつもこいつもこじらせ具合がひどいのですが、唯一の書...
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 評論

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』視聴。 北村匠海・浜辺美波に三木孝浩監督ということで、これまでの自分の視聴履歴を見て満を持してアマゾンにおすすめされた感じですね。 ...
大森健史『日本のシン富裕層』 評論

大森健史『日本のシン富裕層』

大森健史『日本のシン富裕層』読了。 著者は国際証券の営業を経て現在は富裕層向けの海外移住コンサルを手掛けている方とのこと。ここ数年、顧客層に変化が出てきた、ということでその傾向を分析した本、ということになります。なので、副題の「なぜ...
バリー・ランセット『ジャパンタウン』 評論

バリー・ランセット『ジャパンタウン』

バリー・ランセット『ジャパンタウン』読了。 『トーキョー・キル』を読んだ後、第1作も読んでみたいと手に取ることに。 正直スケール感や奥行きは『トーキョー・キル』のほうがあったかなー、という感じも。本書がデビュー作と...
劉慈欣『三体0 球状閃電』 評論

劉慈欣『三体0 球状閃電』

劉慈欣『三体0 球状閃電』読了。 「Google日本語入力」では「きゅうじょうせんでん」と打っただけで一発変換。それだけ話題作ということでしょう。劉慈欣(当然これも「りゅうじきん」で一発変換)の三体シリーズの前日譚とのこと。それも別...
佐藤友則・島田潤一郎『本屋で待つ』 評論

佐藤友則・島田潤一郎『本屋で待つ』

佐藤友則・島田潤一郎『本屋で待つ』読了。 何とも不思議な本です。一応はビジネス書というのでしょうか。街の本屋さんの4代目社長がこれまでを綴ったものです。 舞台となるのは広島県の東城町にある本屋さん「ウィー東城店」。著者のお父上...
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