Amazonプライム・ビデオにて映画『きみはいい子』視聴。
小樽の街並みがイイ!
コロナが終わったら歩きたい。
意外とロードサイド店舗が少ないのですね。
そういう場所を選んで撮影したのだろうとは思いますが。
坂の上から撮った引きの絵でも、「靴流通センター」の「靴」看板しか見えなかったです。
主人公は高良健吾で、小学校の新人教師。
指導役の学年主任にもモンスターペアレントにも悩まされる真面目な青年。
高良くんは、真面目な好青年が似合います。
最近は少しずつ幅が広がっているのかな?
原作を読んだのみで、映画は見ていませんが『あのこは貴族』での役どころは、結婚もし愛人もいる将来の代議士なので。
共演は尾野真千子、池脇千鶴なのですが、高良くんとの接点は最後まで無し。
これ、原作の小説が短編集だったからなのですね。
同じ街で暮らす様々な人達の少し交わったり交わらなかったりの日常の切り取り。
他人としてすれ違ったりというシーンくらいはあっても良さそうですが。
シンママ・幼児虐待・認知症・発達障害と、テーマはてんこ盛り。
だからもちろんそれらがすべてエンディングで解決されるわけではないのですが、作品を通しての鍵は「ハグ」。
それにしても池脇千鶴がいつの間にかいいお母さん役を演じることになっていることに驚きます。
ほぼすっぴん(に見えるメイク)で。
最初に見たのは『大阪物語』で少女役ながらその演技力に驚きました。
その後、『ストロベリーショートケイクス』では働く独身女子だったのに、その10年後には、化粧っ気もない母の役です、と。
それも幼少期に虐待を受けていたのに、自分の子どもにも、それから同様の環境だったママ友の尾野真千子にも、優しく接するという観音様のような存在で。
何度となく、尾野真千子の娘に「うちの子になる?」と尋ねているのは、アマゾンレビューでは「子供を救う言葉だったのかなと思います」というものがありましたが、私は、その度にその娘さんが「いやー。」と言って尾野真千子に抱きつくまでをセットとして、こんなにまであなたは母として愛されているのよ、と尾野真千子に教えている演出なのかな、と思いました。
無論、どれが正解とかはないですけれども。
でも娘さんに抱きつかれて、戸惑う尾野真千子の表情にこそ、救いが感じられたのですね。
あと、高橋和也さんがいいですね。
特別支援学級の担任教師という役ですが、当該のクラスで出演している児童はほとんど本物の支援級の子らでしょう。
演技というよりは普通に触れ合っている様をカメラで回したようなところがあり、この映像がとにかく自然で、子どもが好きでたまらない感に溢れているのです。
とても元ジャニーズとは思えません。
とりあえず学校から帰ってきた我が子らをハグしておきました。
「きみはいい子」だ、と。
コメント
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