評論

爪切男『クラスメイトの女子、全員好きでした』 評論

爪切男『クラスメイトの女子、全員好きでした』

爪切男『クラスメイトの女子、全員好きでした』読了。 Webマガジンみたいなところの連載を単行本にしたものだそうです。そのせいもあってかかなり軽い筆致です。1979年生まれの香川県の少年少女のエピソード集ですが、著者がこの登場人物のよ...
島田裕巳『親が創価学会』 評論

島田裕巳『親が創価学会』

島田裕巳『親が創価学会』読了。アマゾンのレビューを覗くと、結構ひどいことになっていたりしますが、いずれも信者の方の手によるものですね。自分が読んだ限りでは、そんなに文句を言われるほどの内容とも思えないのですが、信仰の世界は違う論理が働くの...
宮藤官九郎『俺の家の話』 評論

宮藤官九郎『俺の家の話』

宮藤官九郎『俺の家の話』読了。 ノベライズではなくシナリオ本ですね。彼の場合は小説化しないというこだわりがあるようですが、その分早めに文章で読めるものが世に出てくるのですね。自分でわざわざ小説の文体に直す時間も惜しいし、かといってノ...
『マネー・ショート華麗なる大逆転』 評論

『マネー・ショート華麗なる大逆転』

アマゾンプライムで『マネー・ショート華麗なる大逆転』を視聴。 「マネー・ショート」という邦題がなんとも誤解をまねくというか、もうちょっとどうにならなかったのか、という気はしますが、ひょっとしてなかなか相場が崩れなくて、保険料の支払い...
小谷野敦『大相撲40年史』 評論

小谷野敦『大相撲40年史』

小谷野敦『大相撲40年史』読了。 著者が小谷野氏なので、そこを無視して単なる相撲ファンが読んだら期待はずれになることうけあい。逆に私は別に相撲ファンではなく、小谷野ファンとしてこの本を手にとった口です。なんというか、そういう本です。...
中藤玲『安いニッポン』 評論

中藤玲『安いニッポン』

中藤玲『安いニッポン』読了。日経本紙の連載をまとめたもので、著者も日経の記者さんですね。社会部の所属ということで、特に経済・金融面の深堀りをするというよりは、ひたすら数字を並べて章を進め、分析については、学者・エコノミスト・企業経営者への...
出口汪『国語が変わる』 評論

出口汪『国語が変わる』

出口汪『国語が変わる』読了。2016年出版の本ですね。Kindle Unlimitedになっていたので読んでみました。 端的には大学入試が変わるので、どう対策をしたら良いか、というノウハウ本です。大学入試が変わるのは、教育内容が変わ...
大塚将司『回想イトマン事件』 評論

大塚将司『回想イトマン事件』

大塚将司『回想イトマン事件』を読了。悪意を持って言うなら、渦中で飛んだ怪文書の作者による振り返り。より正確には怪文書を作成した当事者二人のうちの片方の回想。 もう片方の方の告白については、國重惇史『住友銀行秘史』(以下『秘史』)を読...
倉山満『トップの教養』 評論

倉山満『トップの教養』

倉山満『トップの教養』読了。 Kindle版の販売日は、2020年3月27日となっていて、いよいよコロナ禍で日本が混乱し始めたころですね。別にそれを予見していたわけではないでしょうが、本書の始まりから著者が嘆いている今の日本国内のグ...
ベン・カールソン『お金で騙す人お金に騙される人』 評論

ベン・カールソン『お金で騙す人お金に騙される人』

ベン・カールソン『お金で騙す人お金に騙される人』読了。 副題に「「金融・経済」詐欺の事件簿」とある通り、詐欺事件の事例が多く載っています。著者は運用会社の役員とのことで、単なる詐欺事件の事例集だけで一冊を書き上げるわけにはいかなかっ...
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