評論

中藤玲『安いニッポン』 評論

中藤玲『安いニッポン』

中藤玲『安いニッポン』読了。日経本紙の連載をまとめたもので、著者も日経の記者さんですね。社会部の所属ということで、特に経済・金融面の深堀りをするというよりは、ひたすら数字を並べて章を進め、分析については、学者・エコノミスト・企業経営者への...
出口汪『国語が変わる』 評論

出口汪『国語が変わる』

出口汪『国語が変わる』読了。2016年出版の本ですね。Kindle Unlimitedになっていたので読んでみました。 端的には大学入試が変わるので、どう対策をしたら良いか、というノウハウ本です。大学入試が変わるのは、教育内容が変わ...
大塚将司『回想イトマン事件』 評論

大塚将司『回想イトマン事件』

大塚将司『回想イトマン事件』を読了。悪意を持って言うなら、渦中で飛んだ怪文書の作者による振り返り。より正確には怪文書を作成した当事者二人のうちの片方の回想。 もう片方の方の告白については、國重惇史『住友銀行秘史』(以下『秘史』)を読...
倉山満『トップの教養』 評論

倉山満『トップの教養』

倉山満『トップの教養』読了。 Kindle版の販売日は、2020年3月27日となっていて、いよいよコロナ禍で日本が混乱し始めたころですね。別にそれを予見していたわけではないでしょうが、本書の始まりから著者が嘆いている今の日本国内のグ...
ベン・カールソン『お金で騙す人お金に騙される人』 評論

ベン・カールソン『お金で騙す人お金に騙される人』

ベン・カールソン『お金で騙す人お金に騙される人』読了。 副題に「「金融・経済」詐欺の事件簿」とある通り、詐欺事件の事例が多く載っています。著者は運用会社の役員とのことで、単なる詐欺事件の事例集だけで一冊を書き上げるわけにはいかなかっ...
エムカク『明石家さんまヒストリー1』 評論

エムカク『明石家さんまヒストリー1』

エムカク『明石家さんまヒストリー1』読了。 エムカクさんというお名前は初めて聞きましたが、本には「明石家さんま研究家、ライター」とあって、あー、これは少なくともこの本の出版までは市井のさんまオタクだな?と。 この本の内容の大部...
相場英雄『Exit』 評論

相場英雄『Exit』

相場英雄『Exit』を読む。藤巻さんチックな感じがあるなー、と思ったら、案の定巻末の参考文献に挙がっていて、少し頭を抱えたり。本の帯には、「世界中に火種はあるが、一番ヤバいのは日本だ」とあります。もちろんそんなことは無いのですが、そんな自...
山田真哉『女子大生会計士の事件簿』 評論

山田真哉『女子大生会計士の事件簿』

山田真哉『女子大生会計士の事件簿 』を聴了。 これもaudiobook.jp の聴き放題サービスです。先日の記事では、耳から聞く時間を改めて作るのは結構めんどい、みたいなことを書きましたが、野球を見ながら聞けばいいのだということに気...
倉山満『嘘だらけの日韓近現代史』 評論

倉山満『嘘だらけの日韓近現代史』

倉山満『嘘だらけの日韓近現代史』読了。というか正確には聴了。というのは、最近audiobook.jp に加入しまして、聴き放題で見つけたのでダウンロードしてみました。加入しておいて言うのも何ですが、オーディオブックというのは、やはり通勤時...
久保田哲『明治十四年の政変』 評論

久保田哲『明治十四年の政変』

久保田哲『明治十四年の政変』読了。 タイトルの通り明治14年の本です。もちろんその前後も書いているので、明治の10年代の本という言い方が正しいのでしょうか。時系列での章立てなので非常にわかりやすいです。 また、序章で登場人物を...
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