評論

山田康弘『戦国期足利将軍研究の最前線』 評論

山田康弘『戦国期足利将軍研究の最前線』

山田康弘編『戦国期足利将軍研究の最前線』読了。 非常にコンパクトにまとまった戦国期の足利将軍家の論文集ですね。初学者向けに徹していて、深く知りたい場合はこの本を読むと良いよ、という紹介の仕方は助かります。Amazonレビューには、こ...
谷口雄太『〈武家の王〉足利氏』 評論

谷口雄太『〈武家の王〉足利氏』

谷口雄太『〈武家の王〉足利氏』読了。タイトルの通り、「武家の王」としての足利氏が、どのように成立したのかとどのように崩壊したのかを論じた本です。戦国時代にあっても、多くの武将にとっては、どの足利を担ぐか、どうやって足利にお近づきになるか、...
倉山満『政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男』 評論

倉山満『政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男』

倉山満『政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男』読了。これもkindleunlimitedです。 三木武夫という人はリアルタイムではよく知りません。田中角栄が総理だった時代はかろうじて覚えているのに、それより後の時代の三木総理という記...
高橋洋一『未来年表 人口減少危機論のウソ』 評論

高橋洋一『未来年表 人口減少危機論のウソ』

高橋洋一『未来年表 人口減少危機論のウソ』再読。方々で話題になる、というか炎上する高橋先生の数年前の本で、タイトルからして便乗本の類です。別のところに書評を書いていましたが、加筆修正してこのブログに再録してみます。参与という職がどういうも...
燃え殻『夢に迷って、タクシーを呼んだ』 評論

燃え殻『夢に迷って、タクシーを呼んだ』

燃え殻『夢に迷って、タクシーを呼んだ』読了。 今回もまたエッセイでした。小説はいつ完成するのかなー、なんて思いますが、気長に待ちましょう。今回の本は『すべて忘れてしまうから』の完結編という位置づけですが、なんのことはない、SPAの連...
鈴木涼美『ニッポンのおじさん』 評論

鈴木涼美『ニッポンのおじさん』

鈴木涼美『ニッポンのおじさん』読了。著者の表の経歴は、SFCから情報学環に進み、日経記者を経てフリー、ということになるのでしょうか。でも、元々はコギャルでキャバ嬢やりつつAVにも出てました、という裏の顔?もあって、時代が時代なら、神泉のア...
爪切男『クラスメイトの女子、全員好きでした』 評論

爪切男『クラスメイトの女子、全員好きでした』

爪切男『クラスメイトの女子、全員好きでした』読了。 Webマガジンみたいなところの連載を単行本にしたものだそうです。そのせいもあってかかなり軽い筆致です。1979年生まれの香川県の少年少女のエピソード集ですが、著者がこの登場人物のよ...
島田裕巳『親が創価学会』 評論

島田裕巳『親が創価学会』

島田裕巳『親が創価学会』読了。アマゾンのレビューを覗くと、結構ひどいことになっていたりしますが、いずれも信者の方の手によるものですね。自分が読んだ限りでは、そんなに文句を言われるほどの内容とも思えないのですが、信仰の世界は違う論理が働くの...
宮藤官九郎『俺の家の話』 評論

宮藤官九郎『俺の家の話』

宮藤官九郎『俺の家の話』読了。 ノベライズではなくシナリオ本ですね。彼の場合は小説化しないというこだわりがあるようですが、その分早めに文章で読めるものが世に出てくるのですね。自分でわざわざ小説の文体に直す時間も惜しいし、かといってノ...
『マネー・ショート華麗なる大逆転』 評論

『マネー・ショート華麗なる大逆転』

アマゾンプライムで『マネー・ショート華麗なる大逆転』を視聴。 「マネー・ショート」という邦題がなんとも誤解をまねくというか、もうちょっとどうにならなかったのか、という気はしますが、ひょっとしてなかなか相場が崩れなくて、保険料の支払い...
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