評論

新井和宏『あたらしいお金の教科書』 評論

新井和宏『あたらしいお金の教科書』

新井和宏『あたらしいお金の教科書』読了。 漢字にはすべてふりがなが振ってあるので、子ども向けかと思いましたが、もう少し上の中高生くらいを対象にした本かもしれません。鎌倉投信の創業者である新井さんの著書です。新井さんの本を読むのは初め...
真山仁『ロッキード』 評論

真山仁『ロッキード』

真山仁『ロッキード』読了。 作家真山仁さんの初のノンフィクションという触れ込み。最近よく見るロッキードものに一つ追加されただけじゃないか、的なレビューもありましたが、そもそも、本書の契機となった文春での連載が2016年開始なので、逆...
『ヴェノナ』 評論

『ヴェノナ』

ジョン・アール・ヘインズ『ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動』読了。 ヴェノナ・プロジェクトとは、第二次大戦中から冷戦期に至るまで、アメリカ政府に入り込んでいたソ連のスパイについて、彼らの暗号電文を解読すべく、アメリカ政府が...
吉川トリコ『余命一年、男をかう』 評論

吉川トリコ『余命一年、男をかう』

吉川トリコ『余命一年、男をかう』読了。 「小説現代」の2021年7月号に掲載された作品とのこと。章立てとしては、Ⅰ、Ⅱ、エピローグ、の3つ。「Ⅰ」と「エピローグ」が女性(片倉唯)側から、「Ⅱ」が男性(瀬名吉高)側からの視点で書かれて...
ベネデット・コトルリ『世界初のビジネス書』 評論

ベネデット・コトルリ『世界初のビジネス書』

ベネデット・コトルリ『世界初のビジネス書』読了。 副題は「15世紀イタリア商人ベネデット・コトルリ15の黄金則」とあり、帯では「元祖グローバルビジネスパーソンの教え」、「これで儲けよ!」とか煽ってきます。完全にビジネス本のノリですね...
映画『闇金ウシジマくん』 評論

映画『闇金ウシジマくん』

映画『闇金ウシジマくん』を視聴。実は漫画の「ウシジマくん」自体を読んだことは無いのでした。難波功士『社会学ウシジマくん』を読んで、設定等は知っていましたが。先日の堀江貴文『ウシジマくんvs.ホリエモン カネに洗脳されるな! 』で、改めて作...
梯谷幸司『自分のままで突き抜ける無意識の法則』 評論

梯谷幸司『自分のままで突き抜ける無意識の法則』

梯谷幸司『自分のままで突き抜ける無意識の法則』読了。 以前ならこの手の本を読むことは無かったはずですが、先日の『スピリチュアルズ』以降、少し傾向が変わったかもしれません。 あとは子どもが通っているロボット教室の講師...
千葉雅也『オーバーヒート』 評論

千葉雅也『オーバーヒート』

千葉雅也『オーバーヒート』読了。 芥川賞候補作ということで手にとってみました。というか、そういう帯でもない限りは、同性愛文学を読むことは無かったかもしれず、そういう意味では良い機会を得ました。そして、読後感としては、まあ、もう読むこ...
羽田圭介『ファントム』 評論

羽田圭介『ファントム』

羽田圭介『ファントム』読了。 「文學界」の2021年5月号に掲載された作品だそうですが、コロナ前の世界です。もしかしたらコロナのなかった平行世界の今なのかもしれないですが。「不景気の株高」、「中銀による輪転機グルグル」を示唆するよう...
事業家bot『金儲けのレシピ』 評論

事業家bot『金儲けのレシピ』

事業家bot『金儲けのレシピ』読了。 帯には「10億円稼げるレシピ、1500円で売ります」とあります。そして、もう一方には、「東大中退→年商10億円」とあります。「稼げる」というのは利益のことだと理解しています。そうすると実業ならお...
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