評論

天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』 評論

天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』

天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』読了。 天野先生の新刊。三好のことをもっと知ってください、ということで初心者向けに丁寧に解説されています。『室町幕府分裂と畿内近国の胎動』も、三好愛に溢れていましたが、今回も三好一族を存分に...
三浦展『大下流国家 「オワコン日本」の現在地』 評論

三浦展『大下流国家 「オワコン日本」の現在地』

三浦展『大下流国家 「オワコン日本」の現在地』読了。 帯にある通り、「ベストセラー『下流社会』から16年』なんですね。面白い記事を書くアクロスの元編集長が、メインストリームに躍り出たのがあの本、ということなのでしょう。バブル崩壊後、...
水道橋博士『藝人春秋Diary』 評論

水道橋博士『藝人春秋Diary』

水道橋博士『藝人春秋Diary』読了。 週刊文春での連載のうち、2017年GW号から2018年7月19日号までの内容とのこと。しかし、出版元を見ると文藝春秋ではないし、なおかつ出版時期も2021年10月になってから、というあたりが少...
長谷川朋子『NETFLIX 戦略と流儀』 評論

長谷川朋子『NETFLIX 戦略と流儀』

長谷川朋子『NETFLIX 戦略と流儀』読了。 ネットフリックスのアメリカ本国での成り立ちを解説した本ではなく、彼らが日本に上陸し、ビジネスをどう展開してきたか、また進めていこうとしているか、ということを書いた本です。日本でのサービ...
雨穴『変な家』 評論

雨穴『変な家』

雨穴『変な家』読了。 本屋で平置きになっていて、話題の書なんだろうことはわかったのですが、手にとったときはクソ物件オブ・ザ・イヤー的な本だと思ったんですよね。変な間取りの家を集めました、みたいな。そうではなくフィクションの怪談モノで...
綿矢りさ『あのころなにしてた?』 評論

綿矢りさ『あのころなにしてた?』

綿矢りさ『あのころなにしてた?』読了。 タイトルの印字で、ころなが色違いになっていて、コロナと読ませるしかけ。内容は2020年1月5日から12月3日までの彼女の日記です。「新潮」2020年6,8,9,10,11月号、2021年2月号...
マイケル・サンデル『実力も運のうち』 評論

マイケル・サンデル『実力も運のうち』

マイケル・サンデル『実力も運のうち』読了。 ベストセラーではあったはずですが、ツイッター上でもそれほど多く感想を目にすることもなかったせいか、しばらく放置しておりました。まあ、自分のTLは、右も左もカバーしているとはいえ偏りがあるの...
エムカク『明石家さんまヒストリー2』 評論

エムカク『明石家さんまヒストリー2』

エムカク『明石家さんまヒストリー 2 1982~1985 生きてるだけで丸もうけ』読了。 前著の『明石家さんまヒストリー 1』が1955~1981という生誕からの括りだったのに比べて、本書が取り上げているのは4年間。 ...
アナザーストーリーズ イトマン 評論

アナザーストーリーズ イトマン

NHKの『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』「イトマン事件 30年目の告白」(2021年10月26日)を見ました。 お、イトマン事件か、ということで見てみたわけですが、特に目新しい情報はありませんでした。ていうか、この番組、ナビゲ...
橘玲『無理ゲー社会』 評論

橘玲『無理ゲー社会』

橘玲『無理ゲー社会』読了。タイトルがキャッチーで、もはやタイトルオチみたいなところはあります。ベースとなる主張・知見については、これまでの著者の本の読者であれば特に新しく感じるところはありませんが、こういう上手さは、もともと編集者だったと...
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