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NHKの『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』「イトマン事件 30年目の告白」(2021年10月26日)を見ました。
お、イトマン事件か、ということで見てみたわけですが、特に目新しい情報はありませんでした。
ていうか、この番組、ナビゲーターは松島さんに戻っていたんですね。
まあ、沢尻は使えないですからね・・・。
いつか、沢尻エリカ逮捕までのアナザーストーリーズとかやらないですかね(アカン
30年目の告白というので、てっきり國重氏を引っ張り出してきたのかと思いきやまったく違いました。
複数視点が売りのこの番組ですが、取り上げていたのは河合弘之弁護士、許永中、傍士倶明氏からの目線。
銀行からの視点というのは無く、國重氏も日経の大塚記者も出てきませんでした。
河合弘之弁護士は、イトマンの元顧問弁護士という肩書での登場でしたが、騒動がクライマックスを迎える前に顧問を解任されているので、肝心なところは部外者。
それに、経歴紹介の部では熱海盛土とかかぼちゃの馬車とかの案件はスルーされているし、あれだと過去の人扱いになってしまうのではなかろうかと。
いや、スルガ訴訟の記者会見で居眠りしてましたとかいう情報まではいりませんけどね。
許永中に関しては、当人に取材を断られているので特に深堀りはなし。
生い立ちを探る、みたいな体にして大阪中津の道端で「彼を知っていますか?」と取材を試みていますが、道端のおっさんに「韓国行ったほうが早いんちゃうん。」とか突っ込まれている始末。
一応、事件当時に単独インタビューに成功した毎日新聞の記者に人となりは語らせてはいますが。
3人目の視点としてイトマンの生え抜き社員で、事件当時は取締役だった傍士倶明氏という方を取り上げていました。
多分、NHK的には彼への取材が「30年目の告白」として新しいものだったのだろうなと思量。
とはいえ、新しかったのはイトマン河村社長の解任決議の前夜に取締役が集まって、血判状を作って当日に臨んだ、というところくらい。
この方も、イトマンの経営が傾きかけたころは海外駐在で、不動産部門の渦中にいた、とかいう人でもなく、そんなに詳しく語れるわけでもないのですね。
血判状作成の再現Vを永遠見せられても、というのはありました。
とまあ、事件の裏側に迫る、とかいう意味では、人選からしてもこれじゃない感は否めませんが、事件をざっとおさらいするのには良いのかな、と。
見逃した方はこちらでどうぞ。