評論 羽田圭介『三十代の初体験』 羽田圭介『三十代の初体験』読了。 著者の本を読むのは『ファントム』に続いて2冊めです。 今回はエッセイ。取材の体にして今までやりたかったけれどもやらなかったこと、やれなかったことを体験しまくるという趣き。何をやって... 2021.12.28 評論
サッカー 風間八宏『風間八宏の戦術バイブル』 風間八宏『風間八宏の戦術バイブル』読了。 本書を読んで、今のフロンターレの基礎を作ったのは風間さんなんだな、ということを再確認。 中村憲剛に対して、「自分のことだけを考えろ」とけしかけていたのは当時の映像でも見た記憶があります... 2021.12.27 サッカー評論
評論 浜口倫太郎『闘資』 浜口倫太郎『闘資』読了。 ベンチャーキャピタリストを題材にした小説ということで手にとってみましたが、かなり大味な書きぶり。丹念な取材を元にしたリアリティのある筆致、とかいうのを求める人には向きません。著者はもともと放送作家だったそう... 2021.12.25 評論
評論 與那覇潤『平成史』 與那覇潤『平成史』読了。 夏に本屋さんで少し立ち読みをして気にはなっていたものの、結構分厚いので読み通せるかなー、と一旦は敬遠していたのでした。ところが先日、Kindleで50%ポイントセールをしているのを見つけまして、結局ポチって... 2021.12.23 評論
評論 小田光雄・中村文孝『全国に30万ある「自治会」って何だ!』 小田光雄・中村文孝『全国に30万ある「自治会」って何だ!』読了。 小田光雄さんの対談本です。テーマは自治会。小田さんと対談相手の中村文孝さんとが、自治会長を引き受けて遭遇したトラブルや問題点を通して、少子高齢化が進む郊外社会について... 2021.12.14 評論
評論 田村麻美『ブスのマーケティング戦略』 田村麻美『ブスのマーケティング戦略』読了。 ベストセラーでしたが、タイトルが強烈過ぎて読んでいませんでした。ブスの自虐ネタとか別に聞きたくないじゃないですか。でも、方々の評判を聞くにそういう本ではなさそうということで読んでみることに... 2021.12.12 評論
評論 山田康弘『足利義稙』 山田康弘『足利義稙』読了。 副題に「戦国に生きた不屈の大将軍」とあります。大将軍だったのかどうかは別として、たしかに不屈の将軍だったことはわかりました。 ところで著者の山田先生ですが、以前レビューした『戦国期足利将軍研究の最前... 2021.12.11 評論
評論 岩田弘三『アルバイトの誕生』 岩田弘三『アルバイトの誕生』読了。 副題は「学生と労働の社会史」というものですが、内容は大学生のアルバイト史の定量的な整理です。三浦展さんみたいな、数字を元にして想像力をたくましく、といった方式とは違い、淡々とデータを使いながら、最... 2021.12.09 評論
評論 グレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』 グレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』読了。 二つの作品が収録されています。京都文学賞というものを受賞した自伝的な作品である表題作の「鴨川ランナー」と、著者の友人の話なのか福井のNOVAと思われる英会話学校の講師だった白人男性が... 2021.12.08 評論
評論 新庄耕『地面師たち』 新庄耕『地面師たち』読了。 新庄さんの本は以前に『狭小邸宅』を読みました。あの本は、少し前のオープンハウスが元ネタでしたが、今回はあの積水ハウスの地面師事件がベースになんですね。森功氏の『地面師』がこの事件を追ったノンフィクションで... 2021.12.07 評論