評論

映画『グッドバイ』 評論

映画『グッドバイ』

Amazonプライム・ビデオで映画『グッドバイ』視聴。 太宰治の未完作品をケラさんが書き上げて舞台になったものを映画化、と何度か読み直したくなるような経緯のややこしい作品。舞台っぽいところもありますが、ミュージカルにはなっていないの...
大淵幸治『本当は怖い京ことば』 評論

大淵幸治『本当は怖い京ことば』

大淵幸治『本当は怖い京ことば』読了。 京都の小学校を卒業したくらいには京都が長い著者ですが、どうやら生まれが京都でない、というか三代前からの京都人ではないので京都人を名乗らせてもらえない、という負い目?からか、京都育ちでありながら外...
映画『アフタースクール』 評論

映画『アフタースクール』

映画『アフタースクール』を視聴。 かなり脳味噌を使わされましたが、格好いいところはすべて大泉洋が持っていくことになってるよ、という作品ですね。 2008年の映画ですが、その時点でも大泉洋・佐々木蔵之介・堺雅人というのは、結構ゴ...
映画『勝手にふるえてろ』 評論

映画『勝手にふるえてろ』

Amazonプライム・ビデオで映画『勝手にふるえてろ』視聴。 松岡茉優さんの魅力で疾走する映画ですね。ところどころミュージカルになったり、とにかくリズム感を大事にした作りで、これは原作にも通ずるものなのでしょうか。読んでないのでわか...
島口大樹『オン・ザ・プラネット』 評論

島口大樹『オン・ザ・プラネット』

島口大樹『オン・ザ・プラネット』読了。 登場人物は本編の殆どが4人なのに、誰のセリフなのか分かりづらかったり、最終章まで来て一人称の主体が代わったり、と色々と読みこむのに難はありましたが、こういう荒削りな作家を一人前に育てていくのも...
映画『リバーズ・エッジ』 評論

映画『リバーズ・エッジ』

Amazonプライム・ビデオで映画『リバーズ・エッジ』を視聴。 2018年の映画ですが、登場人物のダボダボの服装だったり緑の公衆電話だったりコードレスホンだったり、90年代の世界線でストーリーを作った感じですね。岡崎京子の原作は、世...
井上章一・青木淳『イケズな東京』 評論

井上章一・青木淳『イケズな東京』

井上章一・青木淳『イケズな東京』読了。 何かと話題の日文研。その所長である井上先生の本。正確には建築家の青木淳さんとの共著。「京都ぎらい」の井上先生を連れてきて、二匹目か三匹目のどじょうを捕まえたいという編集者の目論見は、コロナによ...
ダニエル・リー『SS将校のアームチェア』 評論

ダニエル・リー『SS将校のアームチェア』

ダニエル・リー『SS将校のアームチェア』読了。 NHKのファミリーヒストリーを見ているようでした。でも、とりあげられているのは何らの有名人でもなく、歴史の中に埋もれている普通のナチSSの将校。とある古いアームチェアのクッション部分か...
映画『新解釈・三國志』 評論

映画『新解釈・三國志』

映画『新解釈・三國志』視聴。 三国志を2時間の映画でどこまでできるのか、というのはありますが、端折りながらも桃園の誓いから赤壁の戦いまで、要所は押さえています。途中は、ドラクエ的な画面とかアニメとかでお茶を濁しているところはあります...
映画『ファンシー』 評論

映画『ファンシー』

Amazonプライム・ビデオにて『ファンシー』を視聴。 ひなびた温泉街の日常を切り取ったようでいて、全然ありえない世界の話。まさにそこが「ファンシー」なのでしょうけれども。 戸倉上山田温泉を舞台にした作品なのは、最初にその設定...
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