評論

映画『月子』 評論

映画『月子』

Amazonプライム・ビデオで映画『月子』を視聴。 父の自殺を契機に青梅の町を逃げ出した主人公と施設を抜け出した知的障害者である月子が、二人で月子の故郷である双葉町を目指すお話。 山深い街並みの割には意外と車通りが激しく、鉄道...
映画『追憶』 評論

映画『追憶』

Amazonプライム・ビデオで映画『追憶』視聴。 降旗康男監督作品ということもあるのでしょうが、全編通して昭和な感じ。松本清張作品の世界をそのまま現代に移植してきたかのようです。25年前の出来事と呼ぶにはかなり時代がかっていて、設定...
東京ブラックホール3 評論

東京ブラックホール3

NHKスペシャル『東京ブラックホールⅢ 1989-90魅惑と罪のバブルの宮殿』を見ました。タイムスリップでバブル時代に潜り込む設定のお話はよく見ますが、この番組シリーズは、当時の実写映像に山田孝之くんを重ねるという趣向で、それがかえって過...
映画『アイネクライネナハトムジーク』 評論

映画『アイネクライネナハトムジーク』

映画『アイネクライネナハトムジーク』視聴。 伊坂幸太郎が原作だということはエンドロールで知ったくらいに事前情報なしで観たのですが、これは仙台を舞台にした短編小説集を映像化した作品でしょうか。『きみはいい子』も短編集を元にした映画でし...
映画『そこのみにて光輝く』 評論

映画『そこのみにて光輝く』

Amazonプライム・ビデオで映画『そこのみにて光輝く』視聴。 函館を舞台にした佐藤泰志原作の作品という点では、『きみの鳥はうたえる』と同じですね。エンドロールに「シネマアイリス」とあったので、これも同じスキームで撮った映画でしょう...
ウラジーミル・ソローキン『親衛隊士の日』 評論

ウラジーミル・ソローキン『親衛隊士の日』

ウラジーミル・ソローキン『親衛隊士の日』読了。 ウクライナ紛争勃発後、どうもロシアについて自分はまったく理解できていなかったことを痛感しました。行ったことが無い国なので、肌感覚でもわからないのは当然なのですが、一連の侵略行動であった...
『ある夜、彼女は明け方を想う』 評論

『ある夜、彼女は明け方を想う』

『ある夜、彼女は明け方を想う』視聴。 先日視聴した『明け方の若者たち』を、彼女側からの視点で撮ったスピンオフ。 アマゾンレビューで低評価が多いですね。ただ、低評価なのは作品の出来ではなく、身勝手な彼女の振る舞いにつ...
映画『明け方の若者たち』 評論

映画『明け方の若者たち』

Amazonプライム・ビデオで映画『明け方の若者たち』視聴。 北村匠海くんが、大学4年にもなって彼女がおらず、飲み会で黒島結菜と出会って初っぽく恋に落ちる、なんていうのは考えにくいというのはありますが、自宅から明大に通う、親との関係...
映画『海街diary』 評論

映画『海街diary』

映画『海街diary』視聴。是枝作品で、あなたはまだこれを観てませんね?的にAmazonさんにオススメされ続けましたので、観ましたよ、と。 何よりまず、綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すず、という名前に圧倒されますが、彼女らを同時...
『ライティングの哲学』 評論

『ライティングの哲学』

『ライティングの哲学』読了。 著者は4人。千葉雅也、山内朋樹、読書猿、瀬下翔太(敬称略)。元々ツイッターでのつぶやきから始まった企画とのこと。鼎談2回の書き起こしと、その2回の鼎談の間にそれぞれが書いた原稿を収録した本です。 ...
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