評論

レジー『増補版 夏フェス革命』 評論

レジー『増補版 夏フェス革命』

レジー『増補版 夏フェス革命』読了。 2017年に発行された本の内容にコロナ禍以降の流れを補論として加えたものとのこと。当然のことながら2017年時点では、数年後にコロナ禍によってフェスが壊滅的な事態に陥るなんてことは予想できていな...
鈴木荘一『鎖国の正体』 評論

鈴木荘一『鎖国の正体』

鈴木荘一『鎖国の正体』読了。 副題が「秀吉・家康・家光の正しい選択」というもので、彼ら3人の選択によって日本は不毛な宗教戦争をすることなく、平和な江戸時代「パックストクガワーナ」を過ごすことができた、というのが本書の視座です。 ...
篠田直哉『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。』 評論

篠田直哉『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。』

篠田直哉『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。』読了。 子どもの頃からロバートが大好きで、それが長じてテレビ局員になり、今ではロバートと番組を作る側になってしまった、という著者の半生記です。タイトルには「ストーカー」とあります...
舞城王太郎『短篇七芒星』 評論

舞城王太郎『短篇七芒星』

舞城王太郎『短篇七芒星』読了。 タイトルの通り短編が7本。『群像』の2022年2月号初出、とあるのですが、この7作品が一気に掲載されたのですね。連載で細く長く、とかではないのは、これくらいのアイデアはいつでも吐き出せるわい、というこ...
佐藤将之『amazonのすごい人事戦略』 評論

佐藤将之『amazonのすごい人事戦略』

佐藤将之『amazonのすごい人事戦略』読了。 アマゾンの日本法人の立ち上げから大きく発展するまでの時期を見てきた著者による本。アマゾンの強さは人事にあるのだ、ということでその人事制度を紹介しています。 一読したところ、その要...
館山昌平 長谷川晶一『自分を諦めない』 評論

館山昌平 長谷川晶一『自分を諦めない』

館山昌平 長谷川晶一『自分を諦めない』読了。 著者名は館山昌平で、横に[執筆]として長谷川晶一とあります。基本的には館山さんの自伝なのですが、ところどころ周りの選手や家族にそのときを振り返ってもらってのコメントが挿入されていて、その...
成毛眞『39歳からのシン教養』 評論

成毛眞『39歳からのシン教養』

成毛眞『39歳からのシン教養』読了。 成毛さんの本なので、相変わらず上から目線です。もう上がりのポジションにいる人が若い人に向かって言いたい放題を書き連ねる、というスタイルは令和の御世に至っても変わらず。 昔読んだ成毛本では、...
永濱利廣『日本病』 評論

永濱利廣『日本病』

永濱利廣『日本病』読了。副題が「なぜ給料と物価は安いままなのか」で、問題意識としては中藤玲『安いニッポン』と同様でしょうか。失われた30年を経て、他国、それも先進国のみならずアジア諸国と比べても、給料も物価も安くなってしまったのはどうして...
天花寺さやか『京都へおいない』 評論

天花寺さやか『京都へおいない』

天花寺さやか『京都へおいない』読了。 京都生まれ京都育ち京都在住の著者によるエッセイ集。ダークサイド要素ゼロの京都娘という感じで、たまにこういう人いるな、という印象です。このまま暮らしていけるなら、こんなに幸せなことはないです。 ...
笹山敬輔『ドリフターズとその時代』 評論

笹山敬輔『ドリフターズとその時代』

笹山敬輔『ドリフターズとその時代』読了。 演劇・大衆芸能の研究者によるドリフ本です。冒頭、ドリフはあまり研究の対象になってこなかった、という問題提起があります。体を使ったギャグが多く、音楽からも語れるクレイジーキャッツとも、話芸で語...
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