評論

上念司『あなたの給料が上がらない不都合な理由』 評論

上念司『あなたの給料が上がらない不都合な理由』

上念司『あなたの給料が上がらない不都合な理由』読了。 タイトルからすると、日本で給料が上がらない理由をネチネチと列挙していく本かと思いきや、そうでもありませんでした。ただ、全体的に内容が散らばりすぎで、どうにもまとまらない本になって...
西加奈子『夜が明ける』 評論

西加奈子『夜が明ける』

西加奈子『夜が明ける』読了。 手に取ったきっかけは、よく行く本屋でずいぶんと長いこと平積みになっていたからです。半年以上かな?結局それに根負けしてしまった感じです。 無論、楽しませていただいたので後悔はしていません。書店員の仕...
林篤志『台湾少年工』 評論

林篤志『台湾少年工』

林篤志『台湾少年工』読了。 終戦間近の日本で、海軍の戦闘機を作るために工廠にやってきた台湾の少年たちの物語。著者は元道新記者。まだ20代で、台湾への留学経験もあり、この「台湾少年工」の調査に人生をかけるべく新聞記者の仕事も辞めたのだ...
牧野知弘『マイホーム価値革命』 評論

牧野知弘『マイホーム価値革命』

牧野知弘『マイホーム価値革命』読了。 副題が「2022年、「不動産」の常識が変わる」とあるので、てっきり今年出版された本と思い込み手に取ってしまいました。実は2017年の本でした。その時点での2022年の未来とは、東京五輪後であり、...
斉藤英治『王様の速読術』 評論

斉藤英治『王様の速読術』

斉藤英治『王様の速読術』読了。 2013年に出版された文庫本です。元になった単行本があるとのことで、元ネタとしてはもっと古いのでしょう。こういうハック系というかノウハウ系の本で古い本を読むことはあまりないのですが、某メルマガでオスス...
岩井勇気『どうやら僕の日常生活はまちがっている』 評論

岩井勇気『どうやら僕の日常生活はまちがっている』

岩井勇気『どうやら僕の日常生活はまちがっている』読了。 前著の『僕の人生には事件が起きない』の続編。前著同様に「小説新潮」などでの連載を書籍化した体です。 芸人なのになぜか生活感のある彼の日常の切り取りが主ですね。...
レジー『増補版 夏フェス革命』 評論

レジー『増補版 夏フェス革命』

レジー『増補版 夏フェス革命』読了。 2017年に発行された本の内容にコロナ禍以降の流れを補論として加えたものとのこと。当然のことながら2017年時点では、数年後にコロナ禍によってフェスが壊滅的な事態に陥るなんてことは予想できていな...
鈴木荘一『鎖国の正体』 評論

鈴木荘一『鎖国の正体』

鈴木荘一『鎖国の正体』読了。 副題が「秀吉・家康・家光の正しい選択」というもので、彼ら3人の選択によって日本は不毛な宗教戦争をすることなく、平和な江戸時代「パックストクガワーナ」を過ごすことができた、というのが本書の視座です。 ...
篠田直哉『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。』 評論

篠田直哉『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。』

篠田直哉『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。』読了。 子どもの頃からロバートが大好きで、それが長じてテレビ局員になり、今ではロバートと番組を作る側になってしまった、という著者の半生記です。タイトルには「ストーカー」とあります...
舞城王太郎『短篇七芒星』 評論

舞城王太郎『短篇七芒星』

舞城王太郎『短篇七芒星』読了。 タイトルの通り短編が7本。『群像』の2022年2月号初出、とあるのですが、この7作品が一気に掲載されたのですね。連載で細く長く、とかではないのは、これくらいのアイデアはいつでも吐き出せるわい、というこ...
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