映画『いま、会いにゆきます』

映画『いま、会いにゆきます』 評論

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Amazonプライム・ビデオで映画『いま、会いにゆきます』視聴。

今更感はありますが、実は未視聴でした。
アマゾンにオススメされて見たのですが、エンディングのロールでなぜオススメされたのかわかりました。
この作品も脚本が岡田惠和さんなのですね。
先日『いちごの唄』を見たので、そこからの繋がりでしょう。

何より獅童くんの情けない表情が良いですね。
竹内結子のピュアな演技も素晴らしい。
とても『リング』で死体役をやっていただけの人とは思えません。
それに、出てくる人の雰囲気から、素晴らしい現場だったろう空気感が溢れてくるのも良いです。
二人の子どもである男の子の涙も自然で。
主演二人が実生活でも結ばれてしまったのもわかります。
ただ、この映画の魔法が溶けて二人の愛は冷めてしまったのかもしれませんが・・・。

でも、傍から見るとあれは、元々獅童くんは岡本綾がずっと本命だったんだと思うんですよね。
そのさなかに本作の撮影があり、竹内さんとも仲が深まり、そして子どもができちゃったので彼女と結婚した、というパターンなのかな、と。
まあ、子どももできて結婚もしたら竹内さんは妻だし、岡本さんは元カノなわけですけれども。
彼はあれで男を下げたのは間違いないですが、それより歌舞伎界の人間なのに、息子を自分の手元に残せなかったのが痛かった。
でも、離婚調停に持ち込まれたら、本人の不倫に起因する離婚で親権も得るというのは難しいものなのでしょう。
とはいえ、そんな竹内結子ももういないのですね。
過去に戻れたら、獅童くんを選んではいないと思いますが。

話がズレました。
映画『いま、会いにゆきます』の話でした。

タイムスリップものであることは終盤に明かされるのですが、その運びに唸らされました。
タイトルの「いま、会いにゆきます」は竹内結子のセリフということになりますが、彼を選ぶことによって遠くない未来の自身の死も選ぶことになるということを知ってなお、彼を選ぶセリフだということを念頭に置くと、なお泣けますね。

で、ちょっと下世話な話になるのですが、彼女はタイムスリップした先の未来で処女を喪失するっていうことで良いですかね。
もしかしたら、子どもを授かるのもその時だったりしますかね。
いや、少し計算があわないか。
それだと、その後に20歳時点に戻るので出産は学生時代ということになるし。
退学して松本に戻り彼との生活を始めたという設定でも良いは良いですが。
彼はもう働いているので、そこで結婚してもまったく問題はないですしね。

などなど、後から色々と考えることで楽しみが増える映画ですね。
結末を知った上で何度か見返すのも面白いかもしれません。

dTV、U-NEXTでも見られます。

岡田惠和作品

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