評論

『MORE from LESS 資本主義は脱物質化する』 評論

『MORE from LESS 資本主義は脱物質化する』

アンドリュー・マカフィーの『MORE from LESS(モア・フロム・レス)資本主義は脱物質化する』を読了。 なんとなく直感で感じていたことに裏付けを得られたような感。人間はこのままの暮らしを続けていいんだ、とか、このままやりたい...
姫野カオルコ『青春とは、』 評論

姫野カオルコ『青春とは、』

姫野カオルコ『青春とは、』読了。 主人公の設定として、1958年という生まれ年だったり、滋賀県という出身地であったり、ある程度著者ご本人の思い出を下敷きにはしているのかな、というところもあるものの、さすがに作り話だろうという出来すぎ...
『100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。』 評論

『100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。』

『100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。 ビスコをめぐるあたたかで小さな物語 』読了。 主人公はワニではなく普通のサラリーマン。100日目に死ぬわけでもありません。 電通が絡んでいるわけで...
『最も賢い億万長者』 評論

『最も賢い億万長者』

グレゴリー・ザッカーマンの『最も賢い億万長者』を読む。 ルネサンス・テクノロジーズの歴史を創業者シモンズの伝記的なものを中心に書いたもの。あまり情報が出てこないルネサンスのことを書いた本なので手が伸びたわけですが、当然この本の上下巻...
アフターコロナ 株 評論

アフターコロナ 株

吉田繁治著『アフターコロナ 次世代の投資戦略』を読む。8月の出版だが執筆は6月時点。一部内容が既に古くなってしまっているところもあり、わずか半年程度のことなのにと、この一年の激動ぶりが伺い知れる。2020年という年を、後の世はどう振り返る...
木下昌規著 足利義晴 評論

木下昌規著 足利義晴

木下昌規著『足利義晴と畿内動乱』を読む。義晴というマイナーな将軍を扱った書だが、著者の関心の中ではマイナーどころか室町幕府の中でもかなり大きい存在であるようで、冒頭から今年の大河ドラマで三好長慶・足利義輝・足利義昭・細川晴元といった面々が...
若林正恭 文庫 カバーニャ 評論

若林正恭 文庫 カバーニャ

若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読む。いやなんとなく、タイトルの文字の並びが「伽藍とバザール」みたいな感じがして。でも、それより長いし、ちゃんと比較対象はどちらも犬だから、それとは違うんだけど。ていうかよくよく読めば...
常井健一『地方選』 評論

常井健一『地方選』

常井健一著『地方選』を読む。 脈絡のない全国各地の町村選7つを追ったルポだが、よそ者なりにしっかりと潜り込んで、接触できる限りのすべての候補者に密着してその構図・背景・主張を整理してまとめている。その切り口が、少しばかり左がかってい...
ライフスパン NMN 評論

ライフスパン NMN

話題の『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』を読む。 前半は著者シンクレア氏の説く「老化の情報理論」についてを、付随する遺伝生物学の歴史、彼自身の自伝を交えながら解説している。この理論の面白さは、老化とはエピゲノム情報...
燃え殻 『すべて忘れてしまうから』 評論

燃え殻 『すべて忘れてしまうから』

先日、燃え殻氏の『ボクたちはみんな大人になれなかった』を読み、大いに感じるところがあったので、待望の第二作、という触れ込みの『すべて忘れてしまうから』を読んでみた。 のっけから裏切られたのは、これ、小説じゃなかったんです...
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