Chat GPTやBing Chatで遊び倒していたところ、どういうわけか週末にEdgeが死にまして…。
具体的には、どんなページに飛んでも真っ白になるという現象でした。
普段はChromeを使っているので、以前ならしばらく放置、どころか使わないのだから願わくは削除したい、くらいの位置づけだったEdgeですがBing Chat以降、扱いが変わっております。
Bing Chat惜しさにあれこれ試すことに。
アプリが死んだだけ、と最初は簡単に考えていたのですが、なかなか状況は改善しません。
単に切り離して再インストールすれば良いくらいに軽く考えていたのですが、そうもいかないようで。
OSに強く結びついているソフトならではの現象でしょうか。
Chat GPT先生にも色々訊ねましたが、終いには「Microsoftのサポートに連絡してみてください。」とか言われる始末。
ああそうか。Microsoftのソフトウェアなので、Microsoftのサポートを受けられるという利点があるのですね。
というわけでサポートの力を借りることに。
で、Microsoftのサポートの人と半日くらいChatでやりとりした結果、結局OSの再インストールと相成りました。
リモートコントロールを受けながら、アカウントを作ったり消したりサインインしたりサインアウトしたり、他のアカウントから覗いてみたりして、まあ最後には「私たちの提案できるほとんどすべてを出し尽くした状況です。」とか言われた次第です。
どちらの国の方かわかりませんが、お互いが自国語で入力したらちゃんと翻訳されてそれなりに意思疎通が図れるというのは凄い時代です。(小並感)
原語だと、「exhausted almost all」みたいな感じだったのでしょうか。
笑けてきましたが。
その前にも「あなたは窓10ですか?」とか言われて吹きましたが、「windows10」とか小文字で入力しちゃってたりしたのでしょうかね。
それにしたってマイクロソフトのチャットなんだから補正はあっても良さそうですけど。
ま、それはともかく、クリーンインストールとなれば別にサポートは要らないので、手元にあったメモリスティックでメディアを作ってさっさとインストール。
久々にきれいな画面を見たなぁ、なんて感慨に耽る暇もなく環境再現作業を進めます。
環境再現で嵌ったのは意外にもOfficeでした。
自作のもの含めPython周りのプログラムは、入れ直すPythonのバージョンをそれまでと同じくすれば問題は発生しませんでした。
そういうところは堅牢ですよね。
ですが、Officeはアカン感じでした。
結論からいうと、原因は知らずのうちに64bit版がインストールされていたから、ということになるわけですが。
自分はアクセスにせよエクセルにせよInteractivebrokersのデータをAPI経由で取り込んでいます。
彼らのツールは、まだ32bit版じゃないと挙動が不安定です。
もっと言うとデータの取り回しはSQL Server上で行なっていて、アクセスもエクセルもそれらを引き出すためのツールにすぎないのですが、SQL ServerへのODBCドライバーも32bit版じゃないとうまくいかないんですよね。
で、以前はデフォルトのOfficeインストールは32bit版だったと思うのですが、現在は64bitとなっていた模様。
時代の流れなのでしょうが。
これに気づかず、インストールしてから今までのファイルが動かないという苦しみを味わうことに。
最初は、入れたWindowsが新しいバージョンなのでアプリがそれについていけてないとかそういうことなのかと思いましたが、出てくるエラーをまたChat GPTに雑に投げてみました。
「エクセル 実行時エラー -2147221164 80040154」
すると返答は、カバーにもあるとおり、「32bitのCOMオブジェクトを64bitのOfficeアプリケーションから呼び出しているから」というもので、そのあたりで「そうか。64bitをインストールしてしまっていたか」と。
Microsoftにログインしてマイアカウントに進むと、「Officeのインストール」というものがありますが、それをクリックすると今は何も知らされることなく64bit版がダウンロードされます。
その下の「アプリとデバイスを表示」をクリックすると、インストールするバージョンを選べるページに飛びます。
そこで「32ビット」を選んでから「Officeのインストール」をクリックです。
自戒を込めて。
コメント
[…] 先日、Edgeの不具合から結局WIndowsのクリーンインストールと相成った話を書きました。まっさらなところから組み直すのも、クラウドに残っているデータが増えてきた昨今では、そんな […]