マウスを新調しましたので、レビューしてみたいと思います。
今回はペリックスのPERIMICE-513Lというものです。
このモデル、「L」というからには左手用です。
以前も記事にしたのですが、自分は右利きですが、左手用のマウスも使っております。
その記事でも書いていますが、単にそのほうが作業がはかどるから、というのが理由です。
今回それを新調した理由は、壊れたからですね。
従前使っていたのは垂直タイプ、エルゴノミクス形状のMinicuteなのですが、中央のホイールが死んできたのです。
ネットサーフィン時に、ホイールをゴロゴロしすぎると左手中指が痛くなるので、できるだけスクロールには右手中指薬指で「Page Up」「Page Down」ボタンを押下するようにしていたはずですが、真っ先にここが壊れたということは使用頻度としては左手のホイールのほうが多かったということでしょう。
ホイールでのスクロールは目が酔いやすいというのはありますが、ページのアップ・ダウンだとスクロールではなく瞬間移動なので、今まで読んでいた箇所を見失いやすいというのがあります。
なので、無意識のうちには左手でのホイールロールが優先されていたのかな、と。
前回の記事では、左手マウスについて、約2年毎に寿命が来ている、なんて書いていましたが、前回の購入が2019年だったので、今回は4年保ったということに。
毎日使っている割には上出来かもしれません。
ですが、使っていたMinicuteマウスはアマゾンで在庫切れ。
ほかを探しても見当たらなかったので、他のものを探すことに。
左手用で垂直タイプで有線で、となるとはっきり言ってかなり選択の幅は狭いのですね。
今回はあまり悩む必要もなくこのPERIMICE-513Lに決まりました。
機能面では、親指が押せる位置に「戻る」ボタンだけでなく「進む」ボタンも用意されているところと、表面にDPI変更のボタンがあるところが、従前のものよりも優れています。
まあ、実際どのくらい使うかと言われたら、ほとんど使わないですけれども。
というのは、右手はキーボードに乗せているわけで戻りたいときは「Back Space」ボタンを押したほうが速いですからね。
あと、内側に青いLEDが光るラインが走っていますが、これは要らない。
PCの電源を落としても光っていますからね。
全くもって不要。
それから高さが少し余計かな、と。
なので手をマウスから外すときに引っ掛けて倒してしまうことが多々。
まあ、ここは慣れの問題もあるとは思いますが、アマゾンレビューでも「大きめ」だという意見は散見されるので、この感想は自分だけではないものと思われ。
深センで作られているとは言えドイツブランドなので、少し大味になっているのかもしれません。
あとはホイールのクリックが少し硬いかな。
中指で押すには結構な力が必要で、それをするとマウス自体が左右にブレそうです。
なので、リンクをハイライトさせてからの中指でのホイールクリックというのは結構なハードルで、だったらサブのクリック(通常のマウスでの右クリック)からメニューを出して「新しいタブで開く」にしたほうが安全か、という気も。
今のところ、両方を試しています。
ここの硬さは緩すぎるとホイールを回転させているだけなのにちょっとしたはずみでクリックになってしまったり、硬すぎるとこうやって中指に負担を掛けたりと、ちょうど良い塩梅を見つけるのは難しそうです。
本来なら日本製品にこういうところを期待したいのですが、まあ、そういうものを見かけることはありません。
そもそも左手用マウスというマーケットが小さいので仕方ないのでしょうけれども。
とはいえ概ね及第点。
とにかく左手用マウスは選択の幅が少ないので仕方ありません。
悪くはないものであれば使い倒していきます。