サッカーの日本代表、ワールドカップ・カタール大会の初戦、対ドイツ戦を見ました。
今回はAbemaにしました。
試合前のトークを少し聞いたところで、井原より本田のほうが面白そう、と判断しました。
その後のツイッタートレンドを見ると、それは正解だった模様。
ただ、選手の呼び方w
「さん付け」と「呼び捨て」の混同に戸惑いまして。
まあ、知ってる選手は呼び捨てで、あまり接点のない選手は若手であってもさん付けにする、というポリシーだったんでしょうね。
途中、「イトウさんを入れて」とか「ヒロキが」とかいうあたりで少し混乱しました。
伊東純也に伊藤洋輝に酒井宏樹に、もともと混乱をおこしやすい面々なんですよね。
実況の寺川さんも把握するまでに時間がかかってましたからね。
試合展開については、まあご承知の通り。
よくやった!の一言ですが、前半が終了したときの絶望感といったら無かったですよね。
スタメンで守田・冨安がいないのは仕方ないとはいえよく1点で済んだな、と。
田中碧が少し可愛そうな役回りでした。
久保と長友の間のところにミュラーが顔を出すのですが、碧が行くと中が空いちゃうのであまり思い切って行けない。
で、行かないとそこを起点に運ばれる、みたいな。
ドイツは当初から日本の4231を予想していて、守田のところが碧になった以外は事前予想と同じだった、という報道を見ました。
あの嵌め方はプラン通りだったということでしょう。
で、それに対応できる森保さんじゃないしなー、という。
ハーフタイムでの久保アウト冨安インを知ったときも、3バック修正という解説には少し疑問があったんですよね。
ザックのときのアジアカップ決勝のオーストラリア戦でもあったじゃないですか。
藤本に代えて岩政を入れたやつ。
あれも別にシステム変更で3バックにしたわけじゃなくて、今野を左サイドバックに移して、長友を一列前にしたというものでした。
まあ、それが延長後半の李へのクロスにつながったわけですけれども。
今回も、久保が少し足首を気にしていた感じがあったので、それに伴う交代で、システムをいじるところまではいかないんじゃないか、と。
だから本田含め、放送席が「3バックに修正してきたぞ!」と湧いていましたが、いやー、今までそういうの見たことないですよ、と。
そう見えるだけなんじゃないの、と、少し冷ややかに見ておりました。
でも、試合後の選手インタビューを聞く限り、意識しての3バックへの変更だったようですね。
3バックはオプションとしては常にあったので対応は苦ではなかった、みたいなコメントが各選手からありました。
その後の長友・前田アウト、三笘・浅野インについても、後者についてはいつものフレッシュ交代ですが、前者は苦し紛れの攻撃型シフトかと思っておりました。
加茂さんのときのアジアカップでクェートに負けた試合。
突如岡野をウィングで使ってみた、というのがありました。
解説も「練習でもやったことないんじゃないですかねぇ。」なんて言ってました。
あの試合は、1点も取れず派手に散りましたが…。
昨日も、あれが思い出されたのです。
思いつきで左サイドに三笘を置いてみた、的なやつかと。
でも、三笘の試合後の言葉を聞く限り、前から言い渡されてのポジションだったようですね。
インタビュワーから、今後は自身の得点も?、と訊かれた際、求められた役割もあるので、と言葉と共に、
「今日はウィングバックというポジションだったので。」
と言っていました。
まあ、見ているこちらも混乱していたくらいなので、相対しているドイツはもっと混乱していたかもしれません。
その次の手なんて、碧アウト堂安インですからね。
予選でもこんな交代ないですし。
まあ、ビハインドなんだから仕方ないですけど。
でも、予選だったら、碧アウト・柴崎インくらいで、お茶を濁されたような気がします。
で、ますます守備の危険度は増すし、得点の予感も遠ざかる、みたいな。
今回はその堂安で同点に追いつくのだから、わからないものですね。
攻撃的に全振りして何かを引き起こすことを狙う展開は日本の伝統ですかね。
フォワードを3人変えたジョホールバルのイラン戦みたいな。
まあ、とにかく勝ち点3を取ったに過ぎません。
アトランタのときのように、勝ち点6を取っても予選敗退、ということはあるわけで、まだまだわからないのですね。
まあ、あの大会も日本は予選リーグで、結果的には銅メダルのブラジルには勝ち、金メダルのナイジェリアには負けた、ということになるので、実力的には銀メダルのはず!と精神勝利はできます。
次は日曜日。
大河と時間がかぶるんだよなー。
あちらも山場、雪の鶴岡八幡宮ですなぁ。