映画『ステップ』

映画『ステップ』 評論

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妻を早くに亡くしシングルファザーとなった山田孝之くんが、娘と過ごした2歳半から小学校の卒業式までの物語。
仕事に育児に悪戦苦闘しつつも新しい伴侶(広末涼子)を迎えることになるなど、人生悪いことばかりじゃないぞ、と。
真面目に頑張っている姿を、きちんと見て評価してくれる人が周りにいるという、救いのあるお話ですね。
原作が重松清さんだけに、重くなりすぎることもなくスカッときれいにまとめています。
そこが物足りないという向きもあるでしょうが、程よい娯楽作品に仕上がっていますよ、と。

山田くんが、事あるごとに天国の妻と対話をしていて、もちろんそれがあるからこそ、道を踏み外したり投げたりせずに日々を送れているわけですが、最後に天国の妻から「さよなら」と言われて、新しい奥さんとの生活に向かうのはお約束の展開ですね。
大林宣彦監督の『ふたり』を思い出しました。
あの映画の場合は、主人公の歳が死んだ姉の歳を超えるのを機に姉の幽霊が姿を消すわけですが、本作品では再婚相手との生活が始まるということで消えるのですね。

ところで、そういうケースの場合、家においてあった仏壇とか遺影とかってどうするのでしょうね。
こうしなければならない、みたいな決まりはないでしょうけれども、義実家に返すとかでしょうか。

本作は、二人が再婚すると言っても、途中に性的なシーンなどは皆無ですし、別に気まずくなったりすることはないのですが、実際のケースでは皆さんどうされているのか気になりました。

自分の子どもの頃、同級生の父親が亡くなったのですが、その家庭の場合、亡くなって一年もしないうちに新しいお父さんが来ました。
名字も変わること無く、普通に家庭が再スタートしていったのでした。
彼の名字も変わらなかったので、婿にはいったのでしょうか。
墓はどうするのかとか、今考えると興味は尽きません。
亡くなったお父さんとよく似た男性だったので、兄弟だったのでしょうかね。
それならば、名字が同じなのも不自然では無いし。
出征して戦死した兄の奥さんを娶るみたいなのは『連合艦隊』でもありましたが。

また、娘にとっては、ヒロスエは継母となるのですが、継母と娘との邂逅については今回はテーマでは無かったのでしょう。
当初は、会うたびに体調を崩すという拒否反応を見せる娘ですが、ラスト近くに「お母さん」と呼んだことで継母が涙する、というお約束の展開で片付けています。
まあ、これはこれで良いのです。
主人公の山田くんの人生のお話なので。

それにしても、初婚が川栄李奈で再婚が広末涼子ですからね。
よろしいことこの上ない。

本作に登場する温かい女性は、保育園の先生である伊藤沙莉含め、みなきれいどころで揃えた一方、唯一と言って良い悪役は、娘を理解してくれない小学校教師。
それももはやテンプレといえばテンプレですが。

あとひとつ気になったのは、義父・義兄・山田くんの3人でボウリングをするシーンがあるのですが、3人で2レーンなんですよね。
あれが微妙に引っかかりました。
そんなわけないやろ、と一旦巻き戻しまして確認しましたからね。

U-NEXTdTVHuluでも観られます。

重松清作品

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