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Amazonプライム・ビデオで映画『真夜中乙女戦争』視聴。
非モテ・陰キャ・コミュ障・中二病。
これらの妄想が全開。
言葉が上滑る感じも、いかにも頭の中だけで組み立てられたっぽくて良い。
まあ、お話なのだから会話も独白も作者の頭の中だけで作られているのは当然なのですが・・・。
とはいえ、文字にしたらハマる言葉でも、声に出してしまうと、フィクションの世界でも染み込まないことってあるのだな、と実感しました。
それらの言葉が、リアリティを持つための幅を持つためには、その距離感というか、実生活での対人コミュニケーションが必要なのでしょうけれども、そんな事できる人なら、こんな作品は書かないよね、という。
その意味で、楽しめる人と楽しめない人に分かれる作品と思います。
実際、アマゾンレビューでも、割合としては★5が一番多く、次が★1。
5に投じたのは陰キャ、1は陽キャ。
こんな分類でよろしいのではないでしょうか。
「シナリオは邦画ワーストレベル」とまで書いた人もありますからね。
いや、主役のキンプリ永瀬廉君推しで5にしている人も結構いるので、実際は陰キャの人のほうが多い?
それはさておき。でもですね。
主人公たちのグループが、東京テロを計画していくあたりになって思ったのです。
これってオウムじゃないか、と。
いや、テロだからオウム、というだけでなく、所属するメンバーたちの心の有り様というか、現実世界への折り合いの付け方への困難からそのサークルに引き寄せられたところとか。
オウムにどんなに崇高な理念や信仰があったにせよ、彼らは最後にはサリンをばらまくような集団になってしまいました。
でも、彼らもまた、もしかしたらこじらせた陰キャというだけだったのかも、と。
だからといって、犯罪行為が免責されるわけじゃないのですけれども。
教訓としては、妄想は妄想のままで。
たまにこういう映画で発散するくらいにしておきましょう、ということで。

