上海摩天楼君『不動産投資家のリアル・ルール』

上海摩天楼君『不動産投資家のリアル・ルール』 大家業

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/xs642990/dark-pla.net/public_html/wp-content/plugins/bravo-neo/bravo-neo.php(12) : eval()'d code on line 647

上海摩天楼君不動産投資家のリアル・ルール』読了。

初めての著書とのこと。
意気込んで色々なテーマを盛り込んだ結果、一つ一つが薄くなってしまっているきらいはありますが、「ここから先を知りたければオレのnoteを読んでくれよ」的なところはあるのかもしれません。
内容については、言っていることに少し偏りがあるかな、というところはあります。
あと、元ネタがわかってしまうところが散見され、「あー、これは○○さんの理論だな」と自然と笑みがこぼれてしまうことも多々。
いろいろな人から知識を吸収した結果なのでしょうし、それは別にディスるべきところではありません。
ただ、著者の普段のツイッター同様、徹底した上から目線なのが気になりますね。
ツイッターだと、ご自身が敵わないな、と思っている相手に対しては、必要以上にへりくだるというか、そういう面もたまに見られるのですが、自著なのでずっと上から目線の説教が続く感じで、そこに疲れる人はいるかもしれません。

RCに対しての嫌悪感が強いので、どうしてこんな意見を持つようになったのか、と思ったのですが、ご自宅がRCの戸建てだったのですね。
それでリフォームなどでお金が飛んでいったのでおすすめしない、ということでした。
余分に費用がかかったというのは、RCの戸建てだとリフォームでも手掛けてくれる業者さんが少なくなるとかいうこともあるのでしょうか。
RCの戸建てというものに住んだことが無いのでわかりませんが。
一方で、投資物件の選択に関しては、大手が施工した築浅15年くらいまでのものなら、トラブルも少ないのだからノールック買付する、と言っているくらいなので、だったら築浅のRCであれば別に選択から排除しなくてもよいのでは、と思ったり。

普段から、少し融資で苦労されているツイートが見られるので、どうしてなのかな、と思っていたのですが、本書でなんとなく回答を得られました。
保有物件にRCがない、もしくは少ないので、BSや償却年数と融資年数の絡みで、どうしても銀行からの評価に少し難が出てしまう、ということなのかもしれません。

とはいえ兼業投資家として分をわきまえているところは素直に尊敬しますね。
容積率200%以上のものは触らないと割り切るのは、戦略の一つだろうと思います。

数字を使った解説が多いですが、腹落ちするところまで理解するには、本書をざっと読むだけでなく、玉川さんの本に付いてくるExcelファイルなどで自分でからくりも含めてシミュレーションしてみるのが良いと思います。

不動産投資本

楽天ウェブサービスセンター
タイトルとURLをコピーしました