錦鯉『くすぶり中年の逆襲』

錦鯉『くすぶり中年の逆襲』 評論

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錦鯉の『くすぶり中年の逆襲』読了。

発行が2021年11月15日で、2021年のM-1の前ということになります。
2020年のM-1で決勝まで残ったことで人生が変わってしまった二人が、これまでを振り返った本。
帯に「まさかの自叙伝!」とありますが、たしかにそれまでのことを考えたらまさかでしょうけれども、M-1の決勝に出るというのは、それだけのことなのですね。
こうやって認知度が高まったところでの昨年の優勝でしたが、あるいはそれを見越してというか、青田買いみたいな感じの出版だったでしょうか。
青田買いというにはだいぶ歳はとってますけど・・・。

YouTubeでも錦鯉で検索すると、数年前の映像とか出てくるのですが、まだまさのりさんが剃り上げてなかったり、ふたりともスーツではなかったり、実際の漫才もなんとなく間が悪いとか、売れてない感が醸し出されているんですよね。
ハゲの白のスーツと不動産屋っぽい紺スーツの2人になってからの快進撃は、やはり見た目は重要なのだな、と。
今ではそれ以外の服装での二人の漫才は想像できないですからね。

本書の内容としては、錦鯉の二人が、決められたテーマを元に、これまでの人生のあれこれをひたすら話すだけで、エピソードとしてはどれもどこかで聞いたことがあるものばかり。
なのですが、すでに4~50年生きている二人なので、結構なネタの宝庫なのです。

ちなみに各章とも錦鯉の漫才同様、「こ~んに~ちは~!!」で始まり「どーも、ありがとうございました。」で終わります。
ちなみに「こんにちは」からの一連のまさのりさんのバカネタでのツカミは、様式美になっていますが、バイきんぐ小峠さんの助言によるもののようですね。

こういった周りからの助言を素直に聞けたというのも、この歳になってからのブレイクに繋がっているのでしょう。
でも、彼らが成功してしまったことで、売れてない芸人にとっては、錦鯉は希望というか呪いというか、そういうものになってしまいましたね。
火花』で諦める芸人と「錦鯉」で続けてしまう芸人と。
どちらが正解というわけではもちろんないけれども、罪深い。

錦鯉

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