評論

國立拓治『[中学生]成績トップの子の親がしていること』 評論

國立拓治『[中学生]成績トップの子の親がしていること』

國立拓治『成績トップの子の親がしていること』読了。愛知県で個人塾を経営している方が書いた、中学生の親向けの本です。親として子どもの教育をどうサポートしていくか、という点に絞った内容ですね。 高校受験を念頭にした中学校生活の過ごし方・...
燃え殻『ブルーハワイ』 評論

燃え殻『ブルーハワイ』

燃え殻『ブルーハワイ』読了。 雑誌の連載からの書籍化です。相変わらずどこにでもありそうでなさそうな、でも燃え殻さんの周りでならありえそうなエピソードの数々が続きます。 タイトルの「ブルーハワイ」はもちろんかき氷の味から来ていま...
おおたとしまさ『勇者たちの中学受験』 評論

おおたとしまさ『勇者たちの中学受験』

おおたとしまさ『勇者たちの中学受験』読了。 X(ツイッター)のTLで流れてきたので手に取ってみました。うちはすでに子どもには中学受験をさせないという判断を下しております。なので、中学受験の本なんて読む必要は無いといえば無いのですが、...
谷頭和希『ブックオフから考える』 評論

谷頭和希『ブックオフから考える』

谷頭和希『ブックオフから考える』読了。 副題は「「なんとなく」から生まれた文化のインフラ」というもので、ブックオフ礼賛本です。ブックオフをインフラとして捉える見方は、なるほどと思いましたが、そこまで大仰にするというか軸を立てるような...
小野哲『ソフトウェア開発にChatGPTは使えるのか?』 PC

小野哲『ソフトウェア開発にChatGPTは使えるのか?』

小野哲『ソフトウェア開発にChatGPTは使えるのか?』読了。 書名は問いかけになっていますが回答は自明ですね。「めっちゃ使えまっせ。」です。というかのっけからこんな感じで開発に使ってますよ、という事例のオンパレードです。 副...
岡野原大輔『大規模言語モデルは新たな知能か』 PC

岡野原大輔『大規模言語モデルは新たな知能か』

岡野原大輔『大規模言語モデルは新たな知能か』読了。副題は「ChatGPTが変えた世界」ということで、一応巷にあふれるChatGPT本の一つ、ということになるのかもしれません。でも、どこかの仕事術の本を焼き直しただけとか、使い方をゼロから解...
鈴木涼美『浮き身』 評論

鈴木涼美『浮き身』

鈴木涼美『浮き身』読了。ゼロ年代初頭のおそらくはご本人の実体験も織り交ぜながらの物語なのでしょう。冒頭と終わりは現在での描写。間の主要部分は過去の1ヶ月ほどの日々を思い出している、という作品です。 現在部分での描写にあった、部屋を出...
中島弘象『フィリピンパブ嬢の経済学』 評論

中島弘象『フィリピンパブ嬢の経済学』

中島弘象『フィリピンパブ嬢の経済学』読了。最初、なんで「経済学」なんだろう。タイトルを付けるとしたら「社会学」だろう、などと思いながら手に取ったのですが、なんてことはない『フィリピンパブ嬢の社会学』なる本はすでにあり、それが前著だったので...
岡田秀文『治験島』 評論

岡田秀文『治験島』

岡田秀文『治験島』読了。実は治験に関してのノンフィクション作品だと思って手に取ってしまっておりました…。ルポライターが治験の現場に潜り込み、製薬業界の闇を暴く、的な。 そういう要素がまったくないとは言えませんが、まったくのフィクショ...
千葉雅也『エレクトリック』 評論

千葉雅也『エレクトリック』

千葉雅也『エレクトリック』読了。 1995年の宇都宮での物語。神戸の震災やオウムの事件は完全にテレビの中での出来事です。それらを横目に描かれるのは、高2である主人公の性の目覚めというか、ゲイの目覚めというか。インターネットでゲイカル...
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