さてWBCも1次ラウンドが終了しました。
終わってみれば4戦全勝。
空気が一瞬淀んだのはダルビッシュが一発を食らった直後くらいのものでしょうか。
それすらファイターズファンなら、彼が大舞台には必ずしも完璧な結果を残すわけではないのを知っているわけで十分想定内ですね。
しっかりその裏に逆転できたのは大きかった。
今回は全試合プライムビデオで視聴しました。
どうもスポーツ観戦はネットのノリのほうが肌に合うようになってきましたね。
「ネットのノリ」というのが正確でなければ、テレビ地上波ではないノリとでも言うべきでしょうか。
なんJノリ、でも良いですが。
巷では斉藤一美アナの実況が話題になっていましたが、あれで問題になるならUGK&岩本の掛け合いなんてどうなるんだ?という。
今季はファイターズ戦であれが見られないのは残念ではあります…。
ある程度の内輪ネタもぶち込みつつ、ツイッター投稿も拾いつつ、ネット中継というのはあんな感じで良いように思えます。
解説陣も里崎とかは明らかに地上波には向かない人材ですし。
今回批判が出たのは国際イベントだからというのもありますが、プライムビデオというそれを視聴するためだけに加入しているわけではない人が多くいる媒体だったからかもしれませんね。
プライムビデオの動画が見たくてアマゾンプライムに申し込んでいるという人は果たしてどれくらいいるのでしょうか。
自分も当初はアマゾンの配達が早くなるとか送料の支払い条件を気にしなくて良くなるとかそんな理由での加入でしたし。
大会自体の話で言うと、源田の怪我は残念でした。
牽制帰塁時での指の骨折というのは、ファイターズでも昔鈴木慶裕がやらかしたことがあります。
1990年のオープン戦でした。
実は東京ドームの現場で見ていたので覚えています。
今回の源田はちゃんと帰塁できていたので幾分救いがありましたが、鈴木はその牽制でアウトになったんですよね。
で、ベンチに戻ったものの、次のイニングになったら他の選手が出てきたので、てっきり当時の近藤監督の逆鱗に触れての懲罰交代かと思いきや、骨折してました、という。
オープン戦で牽制死で骨折とかどうフォローしてよいのかわからない状態でした。
源田がこのまま決勝ラウンドにも同行するのか、それとも代役が出るのかわかりませんが、お大事にとしか言いようがないです。
一番痛いのはライオンズ関係者ですからね。
ネットでは「#そろそろ打てや村上」がトレンド入りしていますが、その言い出しっぺの君、鈴木誠也は出てもいないじゃん、というツッコミ待ちというか。
日本ベンチに飾ってある誠也のユニフォームには脇腹に✕印のテーピングが貼ってあるとか、みんな芸が細かい…。
さて、決勝ラウンドは最近は一発勝負になったので何が起こるかわかりません。
昔のようなトーナメントなのに総当り戦か?みたいな仕組みよりはわかりやすいですが、1試合の重みが違ってきますね。
ほんの少し調子を崩した投手が一人二人出ただけで試合が壊れる怖さがあります。
谷元・白村・宮西・マーティンを小刻みに使うのが前提なのでちょっと長打を食らったらプランが台無しになる栗山ファイターズ黄金期みたいなことにもなりかねません。(なおクローザー増井…。)
残り最大3試合をどういうローテで回すのか分かりませんが、既に「投手大谷」の出番は無いことはエンゼルスから発表されています。
となると今回の順番通り、準々:ダル・準決:朗希・決勝:由伸なんですかね。
でも、先発とは言え3,4イニングだったので登板間隔は気にしないとなると、どのような順番も有り得そうです。
相手を見ながら吉井コーチが決めてくれるでしょう。
あとは打線ですね。
アテネのオーストラリア戦でジェフ・ウィリアムスの思いもよらぬ好投球に打線が沈黙でジ・エンドみたいなこともありえますから。
どういう結果であっても、後には引かずにシーズン入りしたいものです。
ベンチ含め元ファイターズは沢山いるものの、現ファイターズは伊藤大海だけなので、そういう意味では気が楽な大会ではあります…。