日本ハム 高濱祐仁

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/xs642990/dark-pla.net/public_html/wp-content/plugins/bravo-neo/bravo-neo.php(12) : eval()'d code on line 647

さて、先週のファイターズは２勝３敗１分。
ずいぶんと見られる数字になりました。
このペースで残りシーズンをこなすと・・・、というのは止めておきますか。

昨日はあわやオリ相手に３タテか、と色めき立ちましたが、まだまだそういう戦力ではないですね。
そもそも杉浦のクローザー起用も、どのみち連勝はないと踏んでの配置ですし、監督も

「今日は２人（宮西投手、杉浦投手）は使わないと決めていた。」

と言っているわけです。
問題は、じゃあ手術明けの玉井は連投させて良いのか？
という点で、金・土と投げてなかった長谷川でも良かったような気はしますが、玉井が引っ込んだ後に出てきたのは井口なので、何か事情があるのかもしれません。
いずれにせよ、近々でいうと、ロドリゲス待ちでしょうか。

投手運用については、まだ読めない点がもう一つ。
前回の記事では郡の一軍合流について、「金子の登板翌日抹消のタイミングで登録されるのでしょう」としていたところは、翌10日（土）に鶴岡と入れ替わりの登録。
これであれば、９日（金）に他のメンツと同時に登録しなかった理由もわからないだけでなく、今週は木曜に試合が無いので、伊藤の後ろずれがなければ、先発登板は金子のまま。
となると、伊藤が二週上で空くということに。
いやー、それもなさそうだよな、と思い、金子はしばらくロングリリーフ要員、つまり村田との入れ替えで上に残るのかな、と思ったのですが、週末の三連戦はいずれもベンチ入りしていないのですね。
西村はベンチに入っているので、前回の見立て同様に「村田の代わりにロングリリーフ要員となったよう」が正しく、金子は先発要員のまま。
とすると、また１試合全員後ずれなのかもしれません。
結構な過保護運用ですが、今年はオリンピックでのブレイクも入るので、そんなに大事に行かなくても、とは思うのと、先発陣に対する保守運用に比べると、ショートスターター制を含めた中継ぎ陣の酷使はかわいそうなレベルです。

さて、一方の野手は、波風が立たぬように配慮しながら、何気にドラスティックな改革が断行されております。
栗山監督による

「ハルキ（西川）の出塁の数が（攻撃の）起点になっている。だから、ハルキの守備の負担を極力減らしてあげたい。とにかく疲れないようにというだけ」

という体の良い言い訳とともに、淺間をセンターに据えたのは良いとして、左投手相手に淺間がベンチスタートで代わりに万波を置いた昨日の試合でも西川のセンター復帰はなく、同様に左対策ということで近藤もベンチ。
そこで中田をＤＨで起用し、空いた１塁には高濱を抜擢しました。
試合前には、そこまでやるか、とうなりましたが、だいぶ空気を入れ替えたいのかもしれません。
その高濱は４打席目には能見相手にホームランですから、起用は当たりだったのでしょう。
その前の３打席とも前には飛ばす打撃だったことと、このイニングから代わった能見も左だったので、そのまま打席に立たせてもらえたことが幸運でした。

あの場面も、代わって出てきたのが右投手だったら、多分淺間が代打で出てきたんじゃないかな、という気がします。
そうしたら試合展開もだいぶ代わっていたでしょう。
そういうところのあやみたいなものってありますよね。
高濱も育成落ちも経て、ようやく運が向いてきた、というところはあるかもしれません。
ここ数年は、無理して清宮を使い続けることで、こういう風も起きてこなかったわけですから、高濱には頑張ってほしいし、まあ、調子落としたら下に今井順之助もいるし、こういう健全な競争は見ていても楽しいですね。

その前のイニングに石井一成への代打で結果を出した郡も、「ほぼ代打専門でしょうから、ポジションで語るのは適切では無さそうですが、少なくとも捕手要員で呼ばれたのではなさそうです」としたとおり、代打で一本決めました。

「僕が１軍に残るには、勝負強さが大事。この１打席を自信につなげられれば」

と本人もわかっている様子。

ところで、その後の守備固めではまずショートに入ったのは谷内で、中島卓也の守備面での信用は結構落ちているのですね。
まあ、この一週間を見ると仕方ないですが、退化・劣化・老化でなければ、新婚ボケですか？
その後、守備固めで高濱を下げ谷内をファーストに回し、ショートに入れた９回は、ナベリョーと交錯気味でゲッツー取れなくなるし・・・。
ま、あれはナベリョーが出過ぎた、というのはありますが、受け渡しは先輩主導でやってほしいですよね。
昨年、平沼偏重で干されたことで、とっさのときのパワーバランスが崩れているのかもしれませんが。
新婚云々の前に。

ところで、女性関連で言うと、淺間があれだけ活躍しても、一年目のような溌剌とした笑顔が見られないのは、あの年代の男あるあるで、手酷い失恋を経験したとかじゃないかな、と。
怪我は数度繰り返してますけどね。
それだけであんなにふさぎ込んだ表情になるとも思えず。
いや、別に何の根拠も無いのですが。

というわけで先発振り返り。

●事前予想