マルカワの『グレープフーセンガム』を買いました。
ジッパー付きの袋入です。
これは、レコードで言うところのジャケ買いの類ですね。
懐かしさが蘇るとともに手に取ってしまいました。
店で見たときは、「でか!」と思いました。
実寸としては縦横とも11cm強なので錯覚なんですけど。
あの箱入りの駄菓子のフーセンガムに比べると、という話ですね。
コンビニではこのグレープしか置いて無かったのですが、探せばオレンジもあるのかな?
あの系統のガムとしては、他にもソーダ系のものとかあったように記憶していますが。
いずれにせよ、パッケージはやっぱり正方形なんですよね。
子どもの頃、10円で4粒で正方形の箱でした。
一時期、20円で6粒で長方形の箱になって、なんとなく違和感がありました。
その後、20円で4粒の正方形の箱に戻り、落ち着いたことを記憶しています。
考えてみたら、前段の値上げは33%だし、後段は50%なんですけど。
別に文句もなかったですよね。
よく今までこの値段でやってきましたねー、くらいのもので。
ロッテガムの50円→60円→100円のほうが上げ過ぎじゃね?
と思ったものです。
率で言ったら緩やかなのに。
まあ、マルカワのガムは10円20円の商品ですからね。
駄菓子屋でそれを11円とか12円とかに刻んでいくのは難しいものがあります。
学生時代、学園祭で駄菓子屋をやったのですが、同様の問題に直面しました。
御徒町の問屋まで出かけて仕入れるのですが、ふ菓子の仕入れ値は1本たしか11円とか12円とかそんな値段だったと思います。
でも、それを1本15円とかにするわけにもいかず、かといって20円じゃ売れないだろう、というので、結局1本10円で店に出しました。
つまり・・・、売れば売るほど赤字!
まあ、学園祭の出店なので笑い話で済みましたけどね。
今ならキャッシュレス決済が主だから刻んだ値でも問題ない、という見方はあるかもしれませんが、それでもこれだけの低額決済だと手数料負けするでしょう。
ある程度のボリュームにして100円は超えてこないとコンビニにも置いてもらえないでしょうから、そういう意味では、これもキャッシュレス時代に対応してきた商品ということになりそうです。
子どもたちが、10円玉を数枚握りしめて店先で色々と吟味する時代からはだいぶ離れてしまいました。
えーと、また話が逸れそうなので戻します。
味は、まったく変わりません。
懐かしいあの味です。
で、問題は噛んだ後ですね。
紙の箱の時代は、あの箱に口をくっつけて、吐き出したわけですが、今回はそういうわけにはいきません。
逐一ティッシュに吐き出すというのももったいない。
ということで、ポストイットで包んで捨てています。