今年は花粉の飛散量が多いそうですね。
「ですね」なんて他人事なこと言ってますが、実際、自分はまだあまり出てないんですよね。花粉症の症状が。
2週間くらい前に、少し目のかゆみやら透明な鼻水やらが出てきましたが、そこで漢方医で処方を受けたのが良かったのか、症状としてはそのあたりで打ち止め。
「苓甘姜味辛夏仁湯」は体質に合ったのかもしれません。
ただ、根本的には鼻うがいの効果が出てきたのかな、という気がしています。
3年くらい前から毎日、朝晩と鼻うがいをするようになったのですが、それとともに花粉症のシーズンになってもそんなに醜い症状には見舞われなくなったのでした。
昨年は花粉の量も少なかったし、コロナでほとんど外出もしていなかったので、効果のほどはイマイチ実感できていませんでしたが、飛散量が多いらしい今年も、そんなに苦しんでいないのは、そういうところがあるのかな、と。
『ライフハック大全』でも、習慣としての鼻うがいを勧めていました。
効果は人によります、ということも書いてあるので、もしかしたら以前にどこかで紹介したら、全然効果がなかった、みたいなクレームが入ったのかな?なんて思いましたが。
もちろん個人差はあるのでしょう。
でも、自分でも効果が出てきたかな?と思えるようになったのは、一年くらい続けてからなので、まあ、効果がない、と断じるのはいつであっても尚早、なのではないかな、と。
実は鼻うがいには昔もトライしたことがあって、そのときはすぐに挫折したのでした。
10代のころでしたが、そのころはあんまり良い器具がなくて、皿に塩水を入れてそれを勢いよく鼻から吸う、みたいなことをやっていたらあっけなく中耳炎になりカットアウト。
ええ、その習慣はフェイドアウトではなくカットアウトでした。
診察した耳鼻科医も、「なんでこんなに水が溜まってるんだろうなー」とか言ってましたからね。
すぐに止めました。
小さな子どもなら、鼻水をすすりがちなのでそれが耳の方にまわり、とかいう理由はあるのでしょうが、もうそういう年齢でもないしなー、みたいな疑問を持ったのでしょう。
そんなのも昔話。
今や、鼻うがいも割とポピュラーになってきて、ドラッグストアに行けば専用の器具が売ってますからね。
自分が使っているのは小林製薬の「ハナノア」で、最初は専用の洗浄液がついたセットで購入したのでそれを使っていましたが、それがなくなってからは塩水で代用しています。
別に生理食塩水を買っているとかではなく、洗面所に食卓塩を置いておいて、その都度塩水を作っています。
濃度も適当です。
習慣づけるには、面倒にしちゃいけないんでしょうね。
もちろん製薬会社としたら、こういう消耗品を継続的に買ってもらいたいのでしょうが、そこまでする必要はないかな、と。
でも、花粉症だけでなく副鼻腔炎とか後鼻漏とかそういう方面で悩んでいる人は真面目に取り組んでいますね。
この「ハナクリーンEX」のAmazonレビューに出てくる方とか、研究者気質です。