学校で子どもたちにiPadが配られまして、持ち運ぶケースを用意してくれという指示がありました。
児童にいきなり本体を渡して、保護者にすぐにケースを用意してくれ、と言うという、どうにも段取りの悪い展開になっています。
年度末の予算消化でiPadをあてがった口でしょうか。
本体はすぐに渡されたのですが、オプションのキーボードは4月以降に配布、という話ですからね。
あー、キーボードの分の予算は翌年度勘定なのね、と。
まあ、人数分のブツを用意できなかったというだけなのかもしれないですけれども。
コロナのこともあって、というか、だからこそのタブレット配布なんでしょうが、サプライチェーンも乱れているでしょうし、納入業者を含め現場の混乱は如何ばかりかと。
それにしても、学校環境でも今はアップル製品なんだな、と感じます。
以前、授業参観で算数の授業を覗いたときは、皆それぞれレスポンスの悪そうな数年前の富士通のタブレットを使わされていて気の毒に思いましたが、いざ個別配布がiPadとなると、思うところはありますね。
まあ授業参観時のタブレットもOSはWindowsだったので、純国産というわけではないのですが。
米国のOSにチャイナの筐体で授業。
これがIT敗戦というやつでしょうか、と。
でも、今こそ国産OSのトロンがー、とか言い出すほど国粋主義者でもないので、そこまでこだわりはないのですけれども。
トロンというと、個人的にS先生の印象があまりよろしくない、というのもあるかもしれませんね。
院生時代、研究室の人間がシンポジウムの事務仕事に駆り出されることが多々あったのですが、イベントごとに、そこでの偉い人のエピソードとかが研究室での話題になるのです。
あるとき、S村先生がとあるシンポにやってこられたこと。
受付で名刺を受け取って出欠確認をするという業務をしていた同級生の話。
友:「お名刺ちょうだいできますか?」
S:「オレが誰だかわからないのか?」
友:「いや、皆さんからお名刺いただくことになってまして。」
S:「オレも?」
友:「はい。」
S:舌打ち、からの名刺投げつけ。
ということがありまして。
ま、そういう方なんでしょう、と。
いや、まあそれだけなんですけどね。
個人的になにかされたわけでもないし。
ただ、トロンとかS村健先生の名前を聞くと、そのエピソードを思い出す、というだけでございます。はい。
えー、また話がずれました。
ダイソーのiPadケースの話でした。
で、先週の金曜に、「週明けの3月1日にiPadを配布します、なのでケースをご用意ください」という連絡があったので、あわててダイソーに走りました。
当然そういう親子がたくさんいまして、息子も複数の友人と遭遇。
「おー、○○もiPadいれるやつ探しに来たん?」的な。
当然、手頃なものから売れていくわけですね。
で、残っていたのがこれですよ。
iPad対応と書いてあります。
「マイクロファイバーで拭ける!」とかいうところも素晴らしいじゃないですか。
ただ一つ難点があり・・・、微妙に小さくてiPadが入りませんでした!
なんなんでしょうね。
学校で配布されたiPadは一世代前のものとかなんでしょうか。