子供の新学期用品を買うべく、文房具屋に行ってきました。
結構混んでました。
うちの子も、幼稚園が一緒で小学校が別になった友達とも遭遇したりして、ちょっとした社交場でしたね、あれは。
下敷きだとか、消しゴムだとか、細々したものは、ネットで買うと送料負けしちゃうところがあるので、まだまだ街の文房具屋さんは元気です。
というより、全国どこでも、一つの街に一つくらいは実店舗が残り、そこが残存者利益を享受する、みたいな感じになっていくのでしょうか。
自分らが子どもの頃によくあった文房具を扱うお店というのは、学校の出入りの業者でも無い限りは、ほぼ赤字のボランティア経営みたいな感じでしたが、そういうお店も消えて久しいですね。
たいていタバコ屋と駄菓子屋と文房具屋とお茶屋のうち、2,3業種を兼ねたお店が多かったですけれども。
まあ、大体はコンビニに代替されていきましたが、そんな時代の変化があってもなお生き残った文房具屋となると、目端が効くオーナーが経営しているようで。
ちゃんと「鬼滅の刃」グッズコーナーも用意していたり、そのコーナーのポップでは「再入荷の予定なし」と煽ってきたり。
一方、売れないものは、さっさと捨て値で処分。
見かけたもので面白かったのは、ローロデックスの名刺ホルダーで、「外箱が色あせています。」という注釈はあるものの半値以下で叩き売っていました。
考えてみたら、名刺ホルダーって、久しく使っていませんね。
名刺のまま、ああやって物理的に管理するというのも前世紀の遺物という感が否めません。
自分は、もうそんなに新しい人と会うということもないので、そもそも要らないのですが、現役のサラリーマンの人でも、今ならSansanのクラウドとか使ったりしているのかな?
まあ、そこまでいかなくても、名刺をScansnapでスキャンして、データをEvernoteに入れて管理すれば、それで十分な感じです。
GTDでは、物理的に管理する技術もいくらか公開されていて、そういうのに使えそうなところはあります。
具体的には「備忘録ファイル」というやつで、日付の31個と月の12個の43個のフォルダを作って、その日が来たら自身でリマインドできるようにそこに備忘のための資料を投げ込んでいく、という仕組みのもの。
43個のフォルダは面倒ですが、この名刺ホルダーを使って簡易的にリマインダーツールにすることはできますね。
まあ、そのためだけに1万円弱のお金を出すのは少し考えてしまうかもしれませんが、このお店なら、2500円+税でしたよ、と。
でも、こういう使い方をする人は、もう持ってるって?
「はやく言ってよ~。」