小学生 低学年 お年玉 相場

朝、起床して私の部屋に入ってくるなり息子が、
「あけましておめでとうございます。」
と頭を下げる。

誰に教わったわけでもないのに、律儀ですね。
もちろん、狙いはお年玉。
ということで、その場で授与式。

事前に検索したところでは、小学生の低学年の相場で１０００～３０００円とあったので、２０００円にしました。
別に結婚式のご祝儀じゃないので、「２」でも別に構わないでしょう。

早速中身を確認する息子。
ポチ袋に入っている千円札が複数枚だったので、３０００円コースも一瞬期待したようで、
「お、３千、じゃないや、２千円。」
と微妙な反応。
それでも前年比プラス１００％だぞ。
喜べ。

事前に預かっていたじじばばからのポチ袋には、５０００円札が一枚入っており、まあ、これは普段会えない分の割増も入っているのでしょう。
距離が離れると相場からも上振れるという距離変数が加味されております。

５０００円札の樋口一葉がわからず、「これ誰？」と訊いてきました。
反射的に、『頭痛肩こり樋口一葉』と言いかけてから、いや、あれは井上ひさしの作り話じゃないか、と。
それではたと気づくのですが、樋口一葉の作品って読んだことないよな、と。
ということで、結局は教科書の知識で「『たけくらべ』の人」とだけ・・・。
息子からもそれ以上のツッコミはない。
ま、お金を数えるのに忙しいですからね。

樋口一葉本