ポンセ ノーノー

さて、先週のファイターズは１勝４敗１分。

引き分けを挟んで８連敗という不名誉な記録も作った割には、あまり悲壮感がないのは、ポンセのおかげですね。
DAZNで見ていましたが、試合前に解説の建山氏が「無失点で投げきるくらいじゃないと難しい」的なことを言っていた通り、ノーノーでようやくもぎ取った１勝でした。
打線のつながりも期待できない、計算できるリリーフもいない、となると、勝てる展開を考えると、そういう見立てになりますよね。
９回にポンセがフォアボールを出したときに心配になったのは、ノーヒットノーランに失敗することではなく、純粋に今日の勝ちが消えるかどうか、でしたからね。
中途半端にランナーが溜まったところで、玉井・北山あたりに交代し一発を食らう、みたいなことを危惧しておりました。
最後はダブルプレーで助かりましたね。
まあ、中島・上川畑・谷内でのボールのやりとりになったので、ショート方面に飛んだときに、助かった～、となりましたが。

先週は、道東シリーズでは４時に日没コールドという稀な経験もしました。
この試合も、イニングが進んで投手をつぎ込む展開になっていたら、負けに転じていたかもしれませんからね。
幸いの濃霧でありました。
なお、今年も帯広では杉浦弟が球場にお手伝いで参加しておりましたが、兄は鎌ケ谷でしたね…。

チーム状態はまったく上向きませんし、中継ぎ陣は復帰してきた堀も含め総崩れの域に入っております。
そんななか、野手陣では古川の評価が上がってきておりますね。
釧路での外野の好守備があったからかどうかわかりませんが、捕手起用が増えたと思ったら、ポンセのノーノーを演出するまでに。
今季序盤までは、リード面でも守備面でも田村藤夫氏にコラムで執拗に指導されていたのに…。
若者が化けるときというのは一瞬ですね。

先週は特に波乱要素もなく、予想通りの用兵かな、と思っていたのですが、最後28（日）は上沢でなく加藤。
上沢はもう少し大事に行くということでしょうか。
まあ、無理する必要はないですからね。
一方、加藤が２週続けて一発で沈む展開で、彼だってコロナ明けだし少し間隔を空けてあげても、とは思ったりはします。

今週は６試合。
先週１試合少なかったところは上沢が押し出された形になっています。
なお、上原が登板翌日抹消になっていますので、コマとしては１人足りません。
ここに根本がまた入ってくると見ています。
少し休ませるかと思いきや、先週は中７日で下で投げてましたね。
感覚が鈍らないように、今季はそれなりの頻度で使い倒す算段でしょうか。

DAZN（ダゾーン）

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