さて、交流戦最初のカードを終えました。
ヤクルト相手に1勝2敗という結果はビッグボスの事前予想通りではあったものの、内容が濃すぎて、もう日本シリーズを戦い終えたかのような気分になってしまいましたね。
それでも得たものは大きかったと思います。
なかでも北山の3連投は、流れから必然だったとは言え、ヘロヘロ・ボロボロになりながらも区切りをつけることができました。
昨日の試合、すでにセーブがつかない状況となった点差での登板でしたが、全23球すべてストレート。
いずれもスピードガンでは146km/h以上だそうで。
神宮の記憶を悪いものだけにしない、というのが昨日の登板の第一目的としていたならば、1点は取られましたが悪くないやり方でした。
ただ前2試合について、勝っていた試合を北山で落とした、という印象も無いのですね。
それ以前のところに問題は山積していますが、それらを一つ一つ確認しながらチームは成長していくのでしょう。
1勝をあげることが出来た昨日の試合でも、ミスは多かったですし。
ノムさんではないですが、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」ですね。
そもそも、最初の試合は1-1からの延長サヨナラですので、そこで逆転されたわけではありません。
たしかに8回に掘が一発食らって追いつかれた、というのはありますが、そもそも誰も1得点で勝てるとは踏んでなかったでしょうし。
2試合目は、たしかにそう言われればそうなのですが、敗因としては北山が最後に3ランを食らったから、というよりはそれ以前に自分たちで流れを失ったというほうが大きいですよね。
嫌な感じがしたのは、7回表に吉田輝星がバッターボックスに向かったとき。
3イニング目を投げるとは思ってもおらず、当然誰を代打に送るのか、と見ていたところ、打つ気満々の輝星がやってきました。
本人は楽しそうでしたが、昨季日本一のチームに対しての舐めプに見えたのですね。
そして案の定その裏に一気に追いつかれました。
そして、その後の展開からは、むしろ清宮の走塁にフォーカスが当たる結果となったのは、皆さんご承知の通り。
ダブルスチールで三塁ランナー清宮のスタートがあんなに遅かったのは、サインを見落としてたのでしょう。
だったら、そのまま立ち止まってれば良かったのに、とも思うのですが、後ろから稲田コーチにどやされたとかでしょうか。
「やっべー」からのディレイドスチール?からの憤死・・・。
昨日も、万波・アルカンタラの連弾がなかったら、まったく違った結果になっていたわけで、一つ一つ積み上げていきたいですね。
今日からは、巨人を迎え札幌で3連戦。
体力的にもかなりキツいですが頑張っていきましょう。
松GOD・ロマン砲万中・J野村・石直、とポジティブな材料には事欠かない状況です。
あと、試合に出てない面々を昼間鎌ケ谷で使って温めてましたが、杉谷はその鎌ケ谷ー神宮移動で疲れてそうなので、ベテランは外してあげてほしい。