罪なきとんかつ

駄菓子

湖池屋の『罪なきとんかつ』を買いました

罪なきシリーズはどこまで続くのか問題。
リリースペースからしても、湖池屋の中でもそんなに力を入れている風にも見えないですが。

そもそも、このネーミング。
「罪」がどこにかかるのかが気になりますね。
普通に「肉ばっか食ってんじゃねーよ」からなのか、それともビーガン的な人間の原罪みたいなものから来ているのか。
まあ、どちらにもとれる曖昧さで間口を広げるというのが戦略としては正しいのでしょうけれども。

で、今回の「とんかつ」は和幸とのコラボ。
独身時代は、結構お世話になりました。
いなば和幸よりは元祖の和幸派でしたね。
元祖の和幸の御曹司が、学生時代に上の代のクラスにいらっしゃいました。
だからというわけではなく、当時はいなば和幸はおかわりに制限があったんですよね、たしか。
そんな物理的な理由です。
手っ取り早く空腹を埋めるのに、とんかつや、というのは若者の特権です。
キャベツとご飯を、満足いくまで何度でも。
もうこの歳になると、そういう食べ方はできません。
2年ほど前に久々にランチに入ったのですが、そこで二杯ほどおかわりをしただけなのに家に帰ってからも胃がもたれ気味。
結局夕食を残す羽目になりました・・・。
結構ショックでしたけどね。
あのとき以降、とんかつ屋さんには一度も行ってないです。
和幸に限らず。

ですが、別にとんかつが嫌いになったとかではないので、スナックになったのなら食べてみるか、というわけで今回手にとってみました。

開封すると漂ってくるソースの香り。
少し忘れつつある和幸のソースなのでしょう。
サイズは、さすがに普通のとんかつよりは小さいですね。
一口で食べられる大きさにしているのでしょう。
で、口に入れてみるとシャリっとしていて、なかなか本物っぽいです。
うんうん、こんな感じ。
と思いつつ噛み切っていこうとするのですが、途中で「ん?」となります。
どこまでいっても衣。
何なら噛み切る最後まで衣?
いや、歯ごたえは多少あるので、衣を丸めて揚げただけ、とまでは言わないですけれども。
なんとも不思議な感覚です。

まあ、これはこれでありですけれどもね。
ソースと衣で十分に和幸の思い出には浸ることはできるので、とんかつというのは肉だけじゃないのだな、というのを再確認できる一品。

子どもたちは、和幸に行ったことはないので比較感はわからないでしょうけれども、普通に美味しいと言って食べておりました。
スナック菓子として優秀ということでしょう。

罪なきシリーズ

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