明治の『果汁グミ ソルティーライチ』を買いました。
期間限定品とのことですが、7月に発売が開始されているので、少し売れ残っていたということでしょうか。
確かに言われてみれば、塩が入っているのですから、夏に向けた商品ではあります。
生果汁換算でライチ果汁100%に塩を添加。
そういえば、キリンの飲み物でもソルティーライチってありましたよね。
夏場の塩分補給にもなる的な。
ライチというのはあまりそれを生で食べる機会が無いので、味も忘れつつありましたが、開封したときの香りで思い出しました。
なんとなくチャイナなイメージがあるのは、多分自分の場合、その出会いによるところが大です。
初めてライチを食べたのはもう30年以上前のこと。
家族で、まだ今ほど全国展開していなかった「ステーキ宮」に行ったときでした。
当時はステーキ専門店としては、「肉の万世」よりはリーズナブルですが、完全な大衆向けという感じもなく、今みたいに加工肉を使ったメニューがメインに来るようなことも無かったような。
まあ、今の路線になっていなかったら、全国展開もなかったでしょうけど。
というか今はコロワイド傘下なんですね。
で、そのときのセットメニューのデザートについてきたのがライチだったのですね。
初めて見たので少しグロテスク。
厚いガワも、無理をしてでも食べたほうが良いものなのかどうなのか。
そのあたりもわからず。
何よりその果物の名前もわからないので、なんとなく気が進まない。
そこで、店員さんに聞いたのです。
「これはなんという果物ですか?」と。
そうしたら、その店員さん、多分バイトさんだったのでしょう。
少し言葉に詰まった後、
「あ、あの、季節のデザートです。」と。
いや、季節のデザートなのは分かるけど・・・。
もちろん、それでは済まないと悟り、すぐに「確認してきます」と一旦厨房に引っ込んだ後、しばらくして戻ってきて言いました。
「ライチという果物だそうです。中国原産らしいです。」
ということで、少し安心して食べ始めた、という次第。
その日、家に帰ってから百科事典を開くと(当時はネット検索とかありませんでしたからね)、たしかにライチという項目が載っていました。
楊貴妃が愛した果物とかいう記述もあったりして、すっかりチャイナなイメージがついたというわけです。
話がズレました。
果汁グミの話でした。
で、このソルティーライチの果汁グミですが、その思い出を思い出せる程度には、ライチな味でした。
つまり、受け入れられるかどうかは、ライチが好きかどうか、ということですね。