お肉派スナック 牛角

パッケージには大きく「牛角」のマークが入っております。
この「旨だれカルビ味」と「黒胡麻だれ味」とが牛角とのコラボで出た、ということですね。

今回うちが買った「旨だれカルビ味」に関しては、元々このシリーズで「カルビやきにく味」というものがあるので、それを素に牛角のタレを付けてみました、というところなのではなかろうかと。
とはいえ、牛角にはもう１０年以上行ってないので、多分食べ比べてみたところで、「うんうん、これが牛角だ！」みたいな感想は言えません。
あしからず。

というか、牛角だけでなく、焼肉屋に１０年以上行ってないですね。
子どもが小さいうちはどうしてもテーブルで調理するようなところは敬遠していて、ここまできてしまった、という感じです。
もうそろそろ子どもたちも迂闊に手を出してやけどをする、というような歳でもないので、焼肉屋も解禁して良いのでしょうが、コロナ禍のなか、敢えて外食をするということもなく。
日に日に、「コロナが収束したら○○」というＴｏＤｏリストの項目が増えていっているような。

コロナ前の話ですが、ＰＴＡのルーティーン行事で、毎年６年生は、冬にお別れ会ということでみんなで焼肉屋に行くというイベントがあったんですよね。
そこで初めて焼肉屋を体験する、というのも戸惑うだろうから、というので、その前には一度家族で焼肉屋に行き、色々と作法を学んでみよう、ということを考えていました。
でも、このコロナ禍です。
そのイベント自体しばらくありそうもないし、事前演習としてであっても、家族で赴くのはだいぶ先になりそうです。
外食のなかでは、焼き肉屋という業態は、換気が命ということもあり感染リスクは低そうですけれども、だからといってわざわざイベントを開くということにはならないのでしょう。
引率をするＰＴＡの役員の責任にされたりなんかしたら面倒ですしね。

というわけで目下大打撃中の外食産業とスナック菓子とのコラボというのは、ありなのでしょう。
「牛角」もコロナ禍でその存在を忘れられないように、収束後をにらんでの刷り込みみたいな戦略でしょうか。

で、中身です。
一見すると、カールの出来損ないみたいな形のものが入っていて、よく見るとこれがカルビ焼肉を模したものなのですね。
まだら模様になっているところは、赤身と脂身を再現した、ということのようです。
ただ、言われてみてわかる、というレベルの再現で、うちの家族はみな、そのグロテスクな外見に最初は敬遠気味でした。

でも、それを振り切って食べてみると、あら不思議。
単なるベビースターじゃないですか、と。
それじゃあもっといただきます、となりました。

見た目はちょっとアレですが、「ベビースターの牛角のタレ味」と思って食べると良い一品。