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森永の『大粒ラムネ ぶどうスカッシュ』を買いました。
ラムネもこういった袋入りが主流になっていくのでしょうか。
プラボトルよりこのほうがエコだから、というよりもコンビニでの陳列の都合かもしれませんが。
食べるときにカラカラ言わせながら、中身を取り出すあの感じ、好きだったんですけどね。
あのボトルの形とか色とか、もともとの炭酸飲料のラムネ自体、見ることがかなりレアになっているので、それに拘る必要もなくなったというのはあるかもしれません。
懐かしさを覚える人間さえ少なくなった、と。
まあ、自分だってお祭りの露店で買った、というくらいの記憶しか無いわけですけれども。
とまれ、そこの記憶から離れると、タブレットのラムネ菓子も、味付けはそのラムネの連想から離れることが可能になるわけですね。
エナジードリンク味だったり、梅味だったり、グミと同様に、あとは想像力の世界でしょう。
で、この「ぶどうスカッシュ」。
「グレープ」や「グレープソーダ」ではなくあえてこの名前にしたのは、やはりラムネならではのレトロな感じを活かしたかったのでしょうか。
パッケージにも、「since 1973」と書いてあり、歴史はあるぞ、と言いたげです。
味はまあ、ふつうのグレープソーダですけどね。
シュワ感はそれほどありません。
いたって穏やかな感じもまた、レトロなラムネならでは、といったところでしょうか。
森永ラムネは、エナジードリンク味も、コーラ味もそんなに強さは感じなかったし、こういう穏やか路線なのでしょう。
新しい味が出ればとりあえず試してみる。
そんな商品になりつつあります。
森永ラムネ
