さて、昨日(2022/11/5)の侍ジャパンとの壮行試合は5-4でファイターズの敗戦でした。
上川畑のバント失敗からのトリプルプレーが無ければどっちに転んでいたかわからない展開でしたが、あれは牧を褒めるべきなのでしょうね。
新庄監督も「ナイスゲーム!」というコメントなので、手応えはそれなりにあったのでしょう。
こちらはこの1試合だけなので、上沢・加藤と惜しげもなく注ぎ込みましたが、どちらも一発を喰らいましたよ、と。
一方、育成の阿部を使ってみたり、移籍組の江越・斎藤も試してみたりと、完全に勝負にいった試合ではありませんでしたが、久々に楽しむことは出来ました。
ニュース的には、杉谷の引退試合というほうがバリューはあった試合ということになるでしょうか。
東京ドームにも関わらず、所沢から鈴木あずささんがイジリに来てくれるし、代打でのライトフライも既視感があったり、最後には代表の面々も集っての胴上げだったり、と記憶に残るお祭り男の見せ場としては最高でした。
それから監督は、前日に入団会見まで済ませた加藤豪将も使いたがっていましたが、どうも規定で無理だったみたいですね。
試合中もベンチには座っていたようですが。
加藤は、王の退団が既に固まっていたことで、背番号3をすんなりと受け継ぐことに。
監督としてはセカンドで打順は5,6番をイメージしているとのことでした。
背番号3のセカンドと言うことで一瞬賢介を想起しましたが、若干タイプとしては違うんですかね。
会見での言葉もさることながら、事前にリリースされたお手紙がすでにファンの心を鷲掴み。
それにしても、サンディエゴでは札幌のテレビしか入らなかったというのはどういう事情なんですかね。
いずれにせよ、そういう幼少期の刷り込みでどのスポーツのどのチームのファンとなるのかも決まってくるという好例。
やはりメディア戦略は大事です。
また、今週はそれ以外にも移籍のニュースがありましたね。
山田遥楓イン佐藤龍世アウトの1対1トレード。
発表当日はツイッターのトレンドにも「嫁のせい」が乗るなど盛り上がりました。
もちろん入団会見ではそんな話が出るはずもなく。
監督は「実はシーズン中から一緒に野球できたらいいよね、という話はしていた。」と目をつけていた選手アピール。
まあ、こういうところは優しさですね。
女を見る目が無いだけで野球センスはあるようですし、うちは選手妻のバックヤードでの醜聞については一日の長があります。
なんたってGMの嫁と生涯ファイターズ左腕の嫁がですね…、いや、何でもありません。
他方、再度西武加入の佐藤はというと、向こうでの会見で「ペッパー師匠は封印。これからはフルスイングで。」みたいなことを言っていて、君、そういうとこやで、と。
YouTubeでは言葉を選びながらも、高木豊氏が彼の野球への取り組む姿勢について苦言を呈しておりましたが、まあ、そういう性格なのでしょう。
制限速度無視のフルスイングで頑張ってくれ、としか。
まあ、そういう意味では王もビッグボス野球に徹底して合わなかった口ですね。
本人は落ち着いて投手と勝負したいのでしょうが、ランナーがいればすぐにエンドランや盗塁を仕掛けるビッグボスに振り回されてカウントを悪くして、最後は三振・凡打、ということが多かったですね。
それにしても打率が0割台というのは擁護しづらいですが。
しっかり勝負させてもらえればもう少しやれた、という思いはあったと思いますが、監督が変わらない以上ファイターズでの自分の目は無いと踏んだ上での退団でしょう。
お疲れ様でした。
あとは、近藤の去就を待つのみ。