湖池屋の『プライドポテト 芋まるごと』を買いました。
スーパーのプライドポテトの棚の中でも、結構なスペースがこの「芋まるごと」でした。
見ると、パッケージも少し他の「プライドポテト」とは違うし、少し別枠の扱いなんですかね。
まあ、特別な味付けをしていない、というか「食塩不使用」なわけですけれども。
実を言うと、手にはとったものの「食塩不使用」のポテチというのは、サラダに混ぜるとかいった料理の具材として使う分には良いのでしょうけれども、そのまま食べるのはどうかな?というのはありました。
というのは、塩が入ってない系には少々トラウマがあるのですね。
子どもの頃、親が買ってきた「食塩無添加」のトマトジュースがかなり不味かったので、最後には結局自分で塩を入れて飲んだ記憶があります。
昔はSNSどころかインターネットでそういう情報を検索するなんてこともできなかったので、同級生のうちの一人とその件について意気投合したときは相当に嬉しかったことを覚えています。
「食塩無添加のトマトジュース、マジ最悪だよね。」という。
今なら瞬時に拡散・炎上しそうな情報も、当時は授業中に同級生と共有して二人で笑いを堪えるのに必死になる、くらいのもので、やはりネット以前と以後で世界はまったく違うものです。
今は食塩無添加のトマトジュースも、各社それなりに出してきていて、味も改良されているのでしょうけれども、当時はひどかった。
青臭さだけが強調されているというか。
それでも長いこと普通にうられていました。
ネット以前。のどかな時代です。
電気グルーヴの石野卓球が、昔同級生にポカリスエットを「ポカリス」と略す奴がいて、そいつが言うにはあれは「ポカリス・エット」が正式名称なのだから「ポカリス」が正しいのだと言って譲らず、「ポカリ」派の自分と言い争いになった、と話していました。
今なら検索すれば一発やんけ、みたいな案件も、それがない時代にはトンデモ情報だろうがローカルで生き残り続けたのですね。
話がズレました。プライドポテトの話でした。
で、そんな一抹の不安を抱えながらも、商品棚の前面推しに押されて買って食べてみたこの『芋 まるごと』ですが、やっぱりちょっと味は薄いかな、と。
もちろん塩を使っていない分、昆布だしだそうですが、旨味が強調された作りで、不味いとはさすがに言いませんが、やはり巷の「うすしお」と「不使用」との間には、かなりの壁があるのだということを感じた次第。
結局、先日の『堅あげポテト コンソメWパンチ』と混ぜて食べました。
それでちょうどよいくらいだったので、逆に言うと「コンソメWパンチ」はWだけあって味が濃かったということですね。
コメント
[…] プライドポテト 芋まるごと湖池屋の『プライドポテト 芋まるごと』を買いました。スーパーのプライドポテトの棚の中でも、結構なスペースがこの「芋まるごと」でした。見ると、パ […]