亀田の『技のこだ割り たまり醤油味』を買いました。
最初から割れているのが良いですね。
私は煎餅は割ってから食べる派なので、最初から割れているのはありがたいです。
割ってから食べることについて家族から笑われることもあったのですが、最初から割れているならそれも無いわけで。
ていうか、割って一口サイズにしてから食べないと、粉が散乱して食べ終わった後が大変だと思うんですけどね。
特に本を読んだり作業をしながらのときは。
豪快でないのが気に入らないときもあるのかもしれませんけど。
ちなみにこの食べ方は、小学生の時、うちに遊びに来た礼儀の正しい同級生O君を真似したものです。
その同級生の礼儀・作法をうちの親が褒め称えまして、それ以来私も煎餅は袋の中で割ってから食べるようになった、というわけです。
なのでこの食べ方を笑われると、いやこれはO君の食べ方なんだけど、と言い返したくなったりするわけですが、まあ、O君のことなんて相手は知らないですわな。
彼は他にも手巻き寿司の海苔の入った袋を、食べ終わった後に器用に丸めたりとか、いろいろと優雅でした。
それを除けば、当時は別に特別育ちがいいとかいうことを感じたことも無かったように思うのですが、東急が企画した区画の家の子だったから、今から振り返ると我々団地民よりはやっぱり多少はよろしかったんですかね。
スポーツブランドの知識に精通していたり、
「マンションは上の階のほうが値段が高いし、団地も上の階のほうが高かったんでしょ?」
と訊いてきたりと、半端に世の中の知識のある子ではありました。
ま、団地の値段については、実際は古い団地でエレベーターも付いていなかったから、そんなことはなかったでしょうけどね。
話がずれました。
『技のこだ割り』の話でした。
この煎餅は単に焼き上がった煎餅を割って袋に入れたわけではなく、割ってからさらに醤油に浸けたという点が新しいわけですね。
新しいといってもかなり昔からある商品ですが・・・。
パッケージにも「二度づけ濃厚」とある通り、見た目にも割れ目部分含めて黒光りしており、味は濃い目。
まあ、一気にバリバリ食べるというよりは、口に入れた後、しばらく舌の上で転がして醤油が滲み出てくるのを楽しみながら少しずついただく、というスタイルが正しいのかな、という気もします。
そうでないと単に味の濃い煎餅で、飲み物が無いと無理、みたいな感想になりそうです。
意外と塩飴の代わりとして、夏場の塩分補給にも良いかも、と思いました。
リピります。