小説

岡田秀文『治験島』 評論

岡田秀文『治験島』

岡田秀文『治験島』読了。実は治験に関してのノンフィクション作品だと思って手に取ってしまっておりました…。ルポライターが治験の現場に潜り込み、製薬業界の闇を暴く、的な。 そういう要素がまったくないとは言えませんが、まったくのフィクショ...
村上龍『MISSING 失われているもの』 評論

村上龍『MISSING 失われているもの』

村上龍『MISSING 失われているもの』読了。 現実と妄想が混じり合いながら進みます。当初は、「ははーん、これは別れた女優への執心からくるやつか?」と軽く読んでいたのですが、その女優の存在は途中で消え、数年前に亡くなった父、それか...
島口大樹『オン・ザ・プラネット』 評論

島口大樹『オン・ザ・プラネット』

島口大樹『オン・ザ・プラネット』読了。 登場人物は本編の殆どが4人なのに、誰のセリフなのか分かりづらかったり、最終章まで来て一人称の主体が代わったり、と色々と読みこむのに難はありましたが、こういう荒削りな作家を一人前に育てていくのも...
浅田家 小説 評論

浅田家 小説

中野量太『浅田家!』を読む。写真集でもなく、公開前の映画でもなく、小説の『浅田家!』。これは映画を撮った中野量太監督自身によるノベライズですね。映画を撮る人・脚本を書く人の文章なので、文体とかそういうのを気にしてはいけません。ああ、こうい...
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