モントワールの『三ヶ日みかんグミ』を買いました。
ご当地もののグミですね。
パッケージに「三ヶ日みかん」のロゴが載っていますが、なんとなく見覚えがあるというか懐かしいというか。
子どものころ、冬になると箱買いをしたみかんが家にありましたが、その箱にもこのロゴが印刷されていたような。
こたつから出ること無く、みかんを5,6個食べてお腹が膨れる、みたいなのは、怠惰な冬休みあるあるですね。
手が黄色くなったりして。
その手を洗いに行くのが面倒だからと、こたつ布団で拭ったりなんかして、いやー、よろしくない。
こたつにみかん、というのは冬の代名詞ではあるものの、実際にはこたつを使う家庭というのは昔に比べると減っているのでしょうか。
うちの場合、狭い団地のリビングで、こたつを敷いたら他にスペースはなくなりそうなほどでしたが、それでも冬はこたつでした。
あのころはどこのうちもこたつがあったと思うのですが、今はそれほど見かけないかも。
他の家のリビングにお邪魔する機会は減っているというのはありますが。
今は、それよりは、エアコンなどで部屋全体を暖める、という発想が主流ですかね。
その変化が何によるのか、というと、家の断熱材の性能とか、エアコンの暖房機能とか、あとは燃費の問題とか、色々絡んできそうですけれども。
まあ、昔はエアコンと言わずに「クーラー」でしたからね。
なので、そもそも冬に出番はないし、エアコンとなった当初も、暖房機能は電気代が高くなるだけであまり暖かくならなかったような。
そのあたりの研究があったら面白いですけどね。
住環境の変遷と絡めて。
話がズレました。
みかんグミの話でした。
三ケ日みかんを使ったこの「三ヶ日みかんグミ」ですが、開封したときに感じる香りは、「ん?みかん?」という感じ。
しばらく鼻をクンクンさせると「まあ、みかんか」となるのですが、なんというか「新鮮なみかんを剥いたときのあのさわやかな香り!」というのではありません。
みかんに何か加工を施したのかな、という。
まあ、実際みかんをグミに加工しているんですけれども・・・。
で、口に入れてみると、これも少し違和感。
外側のパウダーでしょうか。
ボンタンアメのオブラートみたいな味ですね。
そういう意味ではそっち方面の懐かしさはありますが、はじめからみかんの味を期待している人には、少し当てが外れた感を与えてしまうかもしれません。
まあ、噛み込んだ後に、出てくる中身のジュレ部分は、みかんですのでそこは満足できるのですが。
グミを作るのって難しいんだな、と感じた次第。