すっぱムーチョ

すっぱムーチョを初めて食べました。
というか、店頭で初めて見ました。
スナックコーナーをまじまじと見ることはそんなに無い、ということもありますが、湖池屋のサイトを見たら１９９３年発売開始の商品とあるのですけど、本当か？という感じです。

実際、検索でもすっぱムーチョと打つと「すっぱムーチョ売ってない」が３番めにアシストされてきて、いやー、あんまり力を入れていないんでしょうか。
もちろん、このムーチョという名前からしてカラムーチョが当たったからその二番煎じで投入した流れなんでしょうけどね。
それにしては、スティック状じゃないし、どうなんだ？と思ったのですが、どうやらスティック状のカラムーチョが１９８４年にヒットした後、カラムーチョチップスというポテチが１９８６年に発売され、そこからの横展開がこの商品らしい。

それにしては味は普通の梅味のポテチ。
別に激辛系ということもなく、「梅の酸味が効いておいしいですね、ニッコリ」。な商品で、やっぱりこれはカラムーチョと同じシリーズにするのはあまり得策ではないのではなかろうか、という気が。
それもあって、あまり推されない、売ってない商品になっているのだろうか。
同じ味付けでこっそり「梅チップス」とかで十分やっていけそうな・・・。

湖池屋のサイトには、「ムーチョというのは、スペイン語で「もっと」という意味だから云々」、と書いてあるのですが、こちらとしてはもうカラムーチョのインパクトが強すぎて、「すっぱムーチョ」という名前だけど辛さはイメージしないでね、というのは苦しい。

まあ、当時としてはそれだけカラムーチョが当たったから乗っかりたかったというのもあるのでしょうけど。

カラムーチョとは別物として、評価されるべき一品。