ソフトバンクから楽天へ情報漏洩で社員逮捕。
この問題は平石コーチへ飛び火するか。
なんてね。
空白期間無しに同一リーグで監督・コーチが異動するのも珍しくなくなりましたね。
昔は、仰木さんが1年空いただけで近鉄からオリックスに移ったのですら驚きましたけど。
いや、そこから十年経った後に、球団が一緒になっちゃうというのに比べたら、大したことないか。
里崎氏だったと思うのですが、コーチの打診をするときに、フロントが一番気にするのは、その人が球界で仕事をする意志があるかどうかで、その点では、直前まで他所のチームでコーチをしていた人間というのは、そこはクリアしているので声はかけやすい、と。
そういうものかな、という気もするし、なんとなくパ・リーグに多い現象かなという気も。
そうは言っても、吉井コーチのように、ホークス・ファイターズ・マリーンズと、連続するケースは稀でしょうけど。
さらに、それがスパイ行為になるかというと、コーチの異動報道時に「来期は怖いですねぇ」などと冗談で言われるほどには問題視されないのは、当然のことながら投手コーチが打者に元のチームの投手の癖を踏まえてコーチングしたり、打撃コーチがその逆をしたりというようなことは、プロの現場ではあまり考えにくいからではなかろうかな、と。
ま、当然といえば当然なんですが。
そういう球界内での人事異動で、コーチングレベルに偏りがなくなったりするのは喜ばしいことではありますよね。
以前中田が、ロッテに移籍した清水コーチと試合前にじゃれついている映像が抜かれたり、今回の有原のメジャー挑戦について吉井コーチが肩を押していたり、現場レベルでの話としては、微笑ましい以上のことは聞こえてこないな、と。
スパイ行為といって思い出すのは、1998年のダイエーの事件。
なんとなく有耶無耶になったものの吉永は明らかに疑惑後は打率下がってたし・・・。
吉永のスイングは、バットがワンテンポ遅れて出てくるのですが、素早く振り抜かれる感じで、他球団ながら好きだったのですが、なんかそれすらも、あー、遅く始動するのは次に来る球がわかっていたからなのかー、なんて見方をするようになってしまい、良くないですね。
嫌疑不十分なのに。
その後、巨人に売られていいところ無く引退。
でも、ダイエーとしては、翌年の山之内よりはよく働いたドラ5位選手ということでいいのかな?