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昨日は新庄の監督就任記者会見でした。
14時からというので、13時半くらいからファイターズ公式のYouTubeチャンネルで待機しておりました。
もうその時間帯からチャット欄が活況でしたね。
みんな暇やなぁ、と自分のことを棚に上げてますが。
開始時刻になって本人が出てきたら、ホストみたいな出で立ちだし、呂律は回ってないしで、だいぶ心配しましたが、突っ込んだ質問も少なく、というか、それを許さないオーラと言うんですかね、相変わらずの異次元に連れて行かれたような気分です。
あの空気感のまま日本一になったんだよな、と懐かしさを覚えました。
就任会見で懐かしさを感じてしまってはいけないのですが・・・。
事前に言おうと思って用意していたんだろうな、というコメントと、その場の返しのコメントと、7:3くらいだったでしょうか。
事前コメント用だったであろう契約年数については、本人にとっては重要だったのか、本会見中には質疑にも出なかったのですが、会見終了後に再度本人が登場して話したそうです。
会見後ということで、映像では確認できていませんが。
以下、見出しに使われた、もしくは使われることを意識しての発言とその文脈、そしてその真意についての読みです。
「選手兼監督という形で契約を結んでもらいました。」
ここに球団社長が「監督だけです」と突っ込むところまでが仕込みですね。
「これからは、顔を変えずにチームを変えます。」
本人の整形はタブーじゃないので自虐にしてきました。
「優勝なんか一切目指しません。」
ここだけ切り取られていますが、その後に言ったことを総合するとそんなにおかしくないんですよね。
最初から「優勝」というのではなく、日々の勝ちの積み上げで9月に優勝争いをしていたらそこで優勝を目指そう、という話なので。
「まずは顔を変えていこうかなと思って。」
ファイターズをどう変えていくかという問いに対しての答えで、前段の「顔を変えずに~」を回収した形。
これは事前に考えていたな、と。
もちろんそこは冗談で、プロ野球選手としての差が出てくるのは、メンタル部分の差なのでそこを変えていきたい、という回答が続きました。
「試合中にインスタライブ」
SNSの利用は球団とも相談してルールを作ってからということですが、積極的に発信はしていきたいという意識の現れでしょう。
試合中は無理でしょうけれども、前後のロッカールームの様子などの映像は出てきそうですね。
「天井から降りたいなとは思うね。」
ミヤネ屋枠で潜り込んでいた岩本氏からの質問で、チーム再建のためのサプライズはあるか、という流れでの発言でした。
選手と一緒にドームの上から降りてきたい、と。
ファイターズの選手時代のエピソードとして、もう定番すぎてサプライズになるかどうか微妙なところではあります。
「背番号1」
自分のイメージは背番号1だけれども主役は選手、と前置きをした上で、スター候補が出てくるまでは自分が1をつけるとのこと。
これで、いつ誰にそれを渡すのかという点も含めてニュースにできるわけでこのあたりも上手いですね。
「契約年数は1年」
球団からは10年契約を打診されたが甘えが出るから1年契約にしたとのこと。
これを聞くと、栗山前監督にしろ、斎藤佑ちゃん、大谷翔平との契約にしろ、もっというと先日の今井順之助でも、当初から握りがあったんじゃないかと思いますよね。
あと、見出しにまではなってないですが、興味深かったのは、選手間競争についての考え方。
会見当初では、レギュラーは決まってないし、キャンプで1~3年目の選手が伸びてきたら使うかもしれないと言っていたのに、会見の終盤では、選手に対し、キャンプのスタートラインに立ったときには、ほぼレギュラーは決まっているだろうから、それまでの間に自分で色々考えて身体を作っておいてほしい、と呼びかけていたこと。
キャンプは選手を鍛える場ではなく、選手が首脳陣に対してその力を見せる場だという意識なんですね。
まあ、いずれにせよ切り取られた発言を聞くと、ギョッとする箇所もありますし、それも含めて狙っているところもあるわけですが、全体を通してみたら、そんなに違和感のない会見だったと思います。
それから記者会見に出ているということは岩本氏のコーチ就任の話は、打診すら無かったのだろう、と。
というか、彼がいたことで他の人も組閣についての質問がしづらかったのかな、という気もします。
それも含めて読みどおりだったとしたら末恐ろしいですが。
あとは、まあ、マトリにしょっ引かれるようなことが無いことを祈ります。