五輪野球の準決勝。対韓国戦。
試合が終わって、良かった良かったと安心して入眠し、朝起きてみると、ツイッターのトレンドには「GG近藤」とか「追いロジン」とか。
不穏なワードが並んでおりました・・・。
近藤は初スタメンということで、異様な輝きを放っていましたね。
守備でのやらかしと走塁でのやらかし2件。
本人はまったく意に介していなさそうで、そのあたりがやっぱりコンスケ。
さすが「北の福山雅治」。
多分、試合に負けてても引きずらなかったことでしょう。
守備に関しては、スタメン起用にあたり、吉田正尚よりは良いという判断でレフトに置かれたのでしょうから、まあ想定の範囲内。
走塁では、まず2塁の飛び出し。
相手がリクエストしてくれたのが良かったですね。
韓国のセカンド?ショート?が監督にリクエストをしてくれるように頼んだところ、監督は一度ジェスチャーで「それには及ばず」みたいに押し戻したんですよね。
多分ベンチからは、セーフっぽいな、というのが見えていたんでしょうけど。
でも、チームの雰囲気に流されたのか結局リクエストし、その結果判定覆らずでリクエスト権の無駄遣い。
何が良かったのかというと、あそこでリクエストしていなかったら、試合がどちらに転ぼうとも「あれはアウトだったはずなのに」みたいな話がずっと出ていたんじゃないかと。
それから8回の併殺崩れのランニング。
あれは正直、なんであんなに内側に駆け込んじゃったのかわからない、というのはありますが、セカンドを伺う走塁を試みるそぶりをしていた、とするにはあまりにも気抜けした歩き方だったので、審判もセーフにしちゃったんですね?
あそこも審判が独自にリプレイ検証してくれたのが助かりました。
というか、検証するようなプレイじゃないですけどね。
判断の問題なので。
強いて言うなら、一瞬でもセカンドを見たか、とかそんなところをチェックしたのでしょうか。
これも一旦審判団が引っ込んでブレークしたことで、相手もそれ以上何かを言う間を持てなくなったのが良かったですね。
その間、近藤が「え?何の話?オレ?」みたいな顔だったのが印象的でした。
そんな、一人で相手をベンチも巻き込んで撹乱させていた野手が近藤なら、投手では伊藤大海。
「#追いロジン」なるワード、どこから始まったのかと思いきや、ハッシュタグまで付けて拡散したのは、伊藤大海自身だという・・・。
その後、「ロジン問題は後日」といいつつ13分後には、見解をリリース。
あっけなく火消しをするのでした。
それでも本人の文に、
「僕は指摘されたのが、付けた際の舞ってる粉を指摘されたのかと思い、少し間を開けてくれと言う指摘だと思いました。」
とあるように、クレームの内容は伝わっていなかった模様。
リリース時に「モワッ!」という感じで手を中心に舞う粉のことだったのでしょうが、ただその場合、素人からすると、「リリースポイントがわからない」のではなく、逆に「リリースポイントまるわかり」だと思うのですがどうでしょう?
それでも本人は、
「打者が見えづらいのであれば、一度、ユニフォームで粉を叩くなど、投手側の配慮も必要だと思いました。」
と言っていて、まったく悪意は無いのでした・・・。
頼もしい。
#あと1勝