室町幕府

映画『犬王』 評論

映画『犬王』

プライム・ビデオで映画『犬王』視聴。 平家物語を題材にしていますが、南北朝時代のお話です。アマゾンレビューやWIkiなどを見ると設定もかなり作り込まれているようですが、そこまで理解できていないままでも、絶えず音楽が鳴っていて、そのビ...
小和田哲男『教養としての「戦国時代」』 評論

小和田哲男『教養としての「戦国時代」』

小和田哲男『教養としての「戦国時代」』読了。 小和田先生の戦国モノの新書本です。 面白そうなトピックごとに短めの解説が続きますが、こういう歴史好きのツボを心得たような進め方は、YouTubeチャンネルの趣向そのままというか、やはり小...
植田真平『鎌倉公方と関東管領』 評論

植田真平『鎌倉公方と関東管領』

植田真平『鎌倉公方と関東管領』読了。 尊氏と直義、北朝と南朝、そして室町幕府と鎌倉府。どうも室町時代が分かりづらいのは、この二重性がついてまわるからですが、なかでも鎌倉府についてはあまりよくわからなかったので手にとってみました。何せ...
本郷恵子『室町将軍の権力』 評論

本郷恵子『室町将軍の権力』

本郷恵子『室町将軍の権力』読了。 副題が「鎌倉幕府にはできなかったこと」ですので、鎌倉幕府と室町幕府とをいろいろな角度で比較してみたもの、ということになるでしょうか。著者のお名前に「ん?」と思いましたたが、本郷和人先生の奥さんで、実...
山田康弘『足利義稙』 評論

山田康弘『足利義稙』

山田康弘『足利義稙』読了。 副題に「戦国に生きた不屈の大将軍」とあります。大将軍だったのかどうかは別として、たしかに不屈の将軍だったことはわかりました。 ところで著者の山田先生ですが、以前レビューした『戦国期足利将軍研究の最前...
天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』 評論

天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』

天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』読了。 天野先生の新刊。三好のことをもっと知ってください、ということで初心者向けに丁寧に解説されています。『室町幕府分裂と畿内近国の胎動』も、三好愛に溢れていましたが、今回も三好一族を存分に...
山田康弘『戦国期足利将軍研究の最前線』 評論

山田康弘『戦国期足利将軍研究の最前線』

山田康弘編『戦国期足利将軍研究の最前線』読了。 非常にコンパクトにまとまった戦国期の足利将軍家の論文集ですね。初学者向けに徹していて、深く知りたい場合はこの本を読むと良いよ、という紹介の仕方は助かります。Amazonレビューには、こ...
谷口雄太『〈武家の王〉足利氏』 評論

谷口雄太『〈武家の王〉足利氏』

谷口雄太『〈武家の王〉足利氏』読了。タイトルの通り、「武家の王」としての足利氏が、どのように成立したのかとどのように崩壊したのかを論じた本です。戦国時代にあっても、多くの武将にとっては、どの足利を担ぐか、どうやって足利にお近づきになるか、...
『足利の血脈』レビュー 評論

『足利の血脈』レビュー

『足利の血脈』を読む。7人の著者による7つの短編で、室町時代中期から喜連川藩誕生までの関東の足利氏の歴史を踏まえた小説をまとめての一冊。著者はカバーにかかれている順番では、秋山香乃・荒山徹・川越宗一・木下昌輝・鈴木英治・早見俊・谷津矢車。...
木下昌規著 足利義晴 評論

木下昌規著 足利義晴

木下昌規著『足利義晴と畿内動乱』を読む。義晴というマイナーな将軍を扱った書だが、著者の関心の中ではマイナーどころか室町幕府の中でもかなり大きい存在であるようで、冒頭から今年の大河ドラマで三好長慶・足利義輝・足利義昭・細川晴元といった面々が...
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